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RSYブログ

2019/09/15
自由×夢中  
毎朝自分で行っているヨガの練習はアシュタンガヨガのプライマリーシリーズかセカンドシリーズがほとんどです。決まったアーサナを決まった順番で進めていきます。

同じことを淡々とこなしていくわけですが、日々の成長や体調の変動によって1日たりとも同じ内容になりません。昨日苦戦したアーサナが今日はすんなりできたり、その逆もあったり。繰り返していくうちに総合的な体力や集中力がついて一ヶ月前には一連の流れをこなすのだけで精一杯だったのが余裕をもってシャヴァーサナに入れるようになる。同じことを毎日コツコツと行っているとどんどん底力がついてきます。

でもたまにいつもの早朝アシュタンガではなく自由な練習をしたくなる時があります。例えば今日はよく晴れた気持ちのいい朝だったのでなんとなく自由な練習をしようと思いました。
 
やることを決めずに今頭に思い浮かんだアーサナをやっていきます。次々に浮かんでくるアーサナ、得意な動き、苦手な動き、調子が一気に上がる動き、まだ全然できないけれどできるようになりたい動き。心の向くままに身体を動かします。


理にかなった順番など考えていないけれども目の前のことだけに集中しているせいか背骨周りの感覚もどんどんよくなり調子も上がってくる。そして転倒、また転倒、またまた転倒、、自分の力以上のことをしようとしているので半分くらいはうまくいかない。でも転ぶことなんて恐れなかった幼い頃のしなやかな心と身体を思い出す。目の前のことに全身で集中できる感覚を少しずつ思い出しまた次の動きへ。夢中になる感覚はどんどんエネルギーを産むためか全然疲れない。

1時間くらい動いた後集中力の途切れを感じる。そこで練習は終了。


もちろん日々の決まったルーティーンは大事で自分の土台をしっかり作っていきます。自分の好みに関わらずバランスの良い力を与えてくれます。でもたまに自分の心のおもむくままに動いてみるととても心地が良く、新しいエネルギーが生まれます。

半強制×自由さ

これらをバランスよく。

2019/09/14
身体を温める食べ物  
朝から肌寒いくらいですね。今朝のアナ骨も最初は空調なしで動いていましたが中盤の流れに入ったところで一気にスタジオ内の温度が上がりました。集団が発する熱気、すごいですね。身体の内側から熱くなっていったのでしょう。あわてて冷房をつけました。これからはますますスタジオ内の温度調整が難しい季節になります。

自分の身体の温度調整は動いたり食べ物を食べたりすることでも行えます。昨日は身体を冷やす食べ物の紹介でしたが、今日は身体を温める食べ物です。冷えやすい方は積極的に摂っていきたいですね。

身体を温める食べ物
・冬野菜、冬果物
   例)春菊、ねぎ、カブ、ほうれん草、小松菜、白菜、ブロッコリー、菜の花、ゆずなど

・根菜類
   例)人参、ごぼう、山の芋、大根など

・冬に採れる魚介類
   例)ふぐ、ぶり、かわはぎ、わかさぎなど

・牛肉、鶏肉、羊肉などの肉類

・バター、ラードなどの動物性油脂

・味噌、醤油

・にんにく、しょうが、黒胡麻、黒豆など

身体を冷やす食べ物とは対照的に温める食べ物は冬が旬のものが多いです。自然の摂理ですね。また根菜類は下半身を強くし身体を温めると言われています。これからの季節は積極的に摂っていきたいですね。ただゴボウなどの繊維の多いものはよく噛まずに食べると胃腸に負担がかかりやすいので、内臓系が弱い方は特に噛む回数を増やしましょう。アゴを使うと脳にも良い影響があります。

いつかのブログでも紹介しましたが味噌は万能食材のような気がします。夏には夏バテや熱中症対策にもなるし冬には身体を温めます。個人的にはとてもオススメです。(まあオススメされなくても日本では毎日のように食卓に登場しますが…)

これからの季節は温める食材を活用してみてください。あとは何よりじっくりゆっくり動くことが遅筋を鍛え毛細血管を増やしエネルギー産生を促します。毎日ちょっとずつでもヨガの動き、ヨガの呼吸を取り入れてみてください。

体質改善も継続が大事ですね^ ^

2019/09/13
身体を冷やす食べ物  
涼しいですね。今日の早朝ヨガは汗をあまりかきませんでした。動きやすい季節です。これからは冬に向かってどんどん寒くなっていくので、冷えやすい方は自分で身体を温めていきたいもの。食べ物からのアプローチはとても有効です。

一昨日からの陰陽の話ですが、普段口にするものにも体を温めたり冷やしたりする性質があります。今日はどんなものが体を冷やすのかを見ていきましょう。(参考:中村信也著「薬膳の基礎知識」)

体を冷やす食べ物
・夏野菜・果物、熱帯地からの輸入野菜・果物
   例)トマト、キュウリ、ピーマン、ナス、スイカ、ブドウ、バナナ、マンゴーなど

・肉類では豚肉、カモ肉など

・夏にとれる魚・貝類

・植物性油脂類
   例)菜種油、胡麻油、やし油

・コーヒー、緑茶、牛乳、豆乳、ビール、清涼飲料水

・砂糖や砂糖の入った洋菓子など

こう見てみると夏が旬の野菜や暑い地域のものは体を冷やす作用があるようです。暑い夏や地域では体を冷ます必要があるので理にかなってますね。ただ今はハウス栽培や輸入によって冬でも体を冷やすものが手に入る時代。冷え体質の方などは注意が必要かもしれません。

例えば冷え性なのに朝から南国のフルーツの入ったスムージーを飲んでしまっては冷えに拍車をかけてしまいます。あとは砂糖や清涼飲料水に入っている果糖ブドウ糖液糖などは身体の機能低下を起こしてしまいますので摂取量はなるべく少なめにしたいものです。

調理法によって食べ物の性質も少し変化するようです。体を冷やす食べ物でも加熱調理をすることでその性質が和らいだり、発酵させることで体を温める食材に変わったりします。同じ大豆でも豆腐になれば体を冷やすもの、発酵させて納豆になれば体を温めるものになります。工夫次第で調整できますね。


明日は体を温める食べ物です。そして明日の朝は体を温めるアナ骨です^^

2019/09/12
陽  
だんだんと秋の虫の鳴き声が増えてきましたね。一方でまだセミも残っていて夏と秋の境目の時期です。

今日は陽性体質の特徴についてです。あくまで傾向の話なので参考程度に。

・血圧高め

・体温高め

・声が大きい

・体ががっちりしている

・しゃべり方がはっきりしている

・食欲旺盛

・社交的で積極的

・疲れづらい

・目が小さめ

・手が乾いている

・外的要因に体調が左右されづらい

・目の前のことに集中する

 

全体的に元気があってはきはきしています。明るくムードメーカーになったりしますが、陽の要素が強すぎると気が短くなって攻撃的になることもあるみたいです。身体的には動脈硬化や脳梗塞などの病気になりやすい傾向があるようです。

 

頭に血が上りやすい人も下半身を鍛えたりヨガの呼吸法を覚えることで落ち着くことがあります。

 

明日からは食べ物の陰陽での分類を見ていきます。例えば陰の性質が強い方が陰の強い食べ物を食べ続けるとさらにその性質が強くなってしまいます。中庸からはさらに離れてしまうのですね。

 

食べ物も意識しすぎてこだわり過ぎると逆効果なことがありますが、少し性質を知っていると身体を整えやすくなります。感覚が鋭ければ自分に合わない食べ物などは食べてみればわかりますけどね。

 

ではまた明日。


2019/09/11
陰  
今日はめちゃくちゃ湿度が高かったですね。朝はスタジオに来るだけでみなさん汗だくでした。そんな暑さの感じ具合も人によって違うわけですが、昨日に引き続き体質の話になります。

まずは陰陽の「陰」の性質からです。

陰性の体質
・血圧低め
・体温低め
・声が小さい
・胃腸が弱く食欲少ない
・内向的で消極的
・体力少なめ
・目が大きい
・手が湿っている
・天気に体調が左右されやすい

全体的に元気に乏しい感じの人は陰の性質が強いのかもしれません。でも上記のことがたくさん当てはまるからと言って自分の体質を決めつけないでくださいね。どんな人にも陰や陽の要素が含まれています。なんとなくこんな性質なんだ、くらいに思っておいてください。陰陽は比較するものによっても変わり絶対的なものではないようです。

ヨガで下半身を鍛えて整えることも上記のような体質を整えるのに役立ちます。特に血圧が低めの方などは下半身の筋肉によるポンプ作用が強くなることで頭の方まで血液を送り出せるようになります。

東洋医学ではこの陰陽に五行論(全てのものを木、火、土、金、水に分類する理論)を絡めて体質も分析します。僕はまだ勉強中なのですが身体全体を診る上でとても面白くヨガにも生かせそうです。その五行論を取り入れているヨガもあるようです。

興味のある方はぜひ調べてみてくださいね。

2019/09/10
中庸に近づく  
こんにちは。台風の後の体調の変化はいかがでしょうか?

一昨日のヨガクラスでは「ヨガをするとどんな変化があるのか?」について触れました。今日はそんな内容です。

ヨガをすると心身に変化が生まれます。筋力や体力がついたり柔軟性が上がったり。変化は人それぞれだと思いますが、体質的な面で一言で表すとタイトルにある通り、

中庸に近づく。

大まかに言えばそんな変化があると思います。そもそも「中庸」とは「極端な方へ偏らず調和がとれている状態」。

東洋医学にも陰と陽で体質を捉える考え方があります。中庸は陰にも陽にも傾き過ぎずバランスの良い適正な状態。

今回上陸した台風でも、その影響をもろに受けて体調が悪くなった方、全く体調には影響しなかった方、様々だったと思います。気象の変化も体質を考える一つの大きな目安となります。

ヨガを続けていると、もともと様々なことに敏感な方はやや鈍感に、もともと感覚が鈍かった方は色々と感じられるようになる傾向があります。それぞれが適正な体質の方へ近づいていくのだと思います。

体重が増え過ぎていた方は減量し、少な過ぎていた方は増量するということもあります。血圧もそうですね。ヨガをやることで高血圧だった方の数値が落ち着いたり、逆に低血圧だった方はだんだんと数値が上がってきます。

こんな感じでちょうどいい所に着地していければ心身ともに安定した状態になっていくのだと思います。

明日からは東洋医学でいうところの「陰」と「陽」の体質について少し触れていこうと思います。中庸を知るにも両方の極端な面を知っておいたほうがわかりやすいと思いますので。

ではまた明日^ ^

2019/09/09
宇宙人  
夜中の台風は凄まじかったですね。家全体が揺れていたもので午前3時頃に目が覚めてしまいました。あれだけの低気圧なので体調も少しダウン。ちょうど昨日のヨガクラスでは気象病の話もして「台風に打ち勝つヨガ講座」をやったのですが、考えてみれば僕自身はあまり動かずに解説していたので効き目が薄かったようです。まあ無事家の屋根も吹き飛ばずに過ぎ去ってくれたのでホッとしました。(近くの家では屋根の一部がなくなっていました。)みなさんは大丈夫だったでしょうか?

そんな台風の影響で息子の幼稚園はいつもより1時間遅れでの登園でした。もともと月曜日は午前保育で短い日なので園児たちは1時間ちょっと幼稚園で過ごしただけとなりました。

息子は気が向くと幼稚園での出来事などを話してくれるのですが、今日の内容はと言うと、

「となりのクラスに行ったら宇宙人がいた。」

とのこと。宇宙人⁇何かの言い間違えかと思って聞いてみてもやはり本当に宇宙人がいたと言うのです。割と正確に物事を描写して話してくれるタイプなので逆に謎は深まるばかりなのですが、先生が宇宙人の格好でもしていたのでしょうか。それか本当に地球外生命体のようなものがいたのでしょうか。

詳しく聞こうとすると、「あんまり言いたくない。」と内容を濁してしまいます。結局何のことかわからずじまいです。今度先生に会った時にでも聞いてみようと思います。

台風が過ぎ去ったのに宇宙人が気になって眠れなさそうです笑

2019/09/08
アーサナメモvol.12-2
エーカ・パーダ・セツバンダアーサナ  
台風近づいていますね。昼過ぎに目黒駅に着いた時は土砂降りでした。20分後には青空。ゲリラ豪雨と言うのでしょうか。(そういえばゲリラ豪雨ってかなり新しい言葉ですよね。インパクトのある造語です。)

さて、今日のアーサナは一昨日紹介したセツ・バンダアーサナの変形ポーズ、エーカ・パーダ・セツバンダアーサナです。エーカはサンスクリット語で「一つの」、パーダは「足」の意味です。その名の通り一本の足で体を支えるセツ・バンダアーサナとなります。片足になる分当然負荷は上がります。セツバンダアーサナが楽にできるようになってきた方はお試しください。お尻やもも裏の力がグッとついてきます。

やり方はセツ・バンダアーサナを行い、お尻の位置を保ったままそっと片脚を天井方向へ上げます。その際に骨盤の左右の高さがズレてしまわないよう気をつけましょう。

負荷をかける位置を少し変えたい場合には足を置く位置を変えます。かかとをお尻からより離して置くだけでだいぶ使われる部分が変わります。足を調整して感覚の違いを試してみてください。

いつかこのアーサナをスタジオでやった時は、足をマットの上に置かずに畳んだブランケットの上に置きました。そしてかかとをだんだんお尻から遠ざけてみる…滑らないようにするには相当な力が必要です。やった人はキツかったでしょうね…

こんな感じで片足を浮かせたり足の位置を変えたりすることで今の自分にちょうどいい負荷に合わせられるのもヨガアーサナの魅力の一つだと思います。少しずつ引き出しを増やしていきましょう。

2019/09/07
花火×カブトムシ×たまご  
今日は調布の花火大会みたいですね。夏の終わりを感じます。家からは見えるのでしょうか?屋根に上れば見えるかもしれませんね。

夏の終わりと言えば、我が家のカブトムシも10匹近くいたのがもうメスが数匹残っているのみとなってしまいました。あんなに体の大きな虫が一年の命というのも儚いですね。太く短く、打ち上げ花火みたいなものでしょうか。カブトムシに比べて体の小さなコクワガタなどはもっと長生きします。線香花火みたいな感じなのかな?

生命力をどのようなペース配分で使うかは生き物によって違います。もっと言えば同じカブトムシでもだいぶ違います。うちで今生き残っているのは体の小さなメスです。体の大きなオスはまっさきに力を使い果たして死んでしまいました。

こういった生き方はもちろん人間にも当てはまりますね。持って生まれた性質、幸せに対する価値観、様々な要素が絡み合ってその人のペースを決めます。どんな生き方もアリ。なんでもアリの世界。

でもとりあえず身体を使えるようにしておくと楽しいですよ。


ところで今年もカブトムシの卵がけっこうありそうです。幼虫がほしい方はレッスン時に声をおかけください^ ^

2019/09/06
アーサナメモvol.12
セツ・バンダアーサナ  
今日は暑さ復活です。体調には気をつけましょうね。

一昨日のブログではウールドヴァ・ダヌラアーサナ、いわゆるブリッジを紹介しました。とても身体に効くアーサナなのですが、問題はヨガを始めたばかりの方にはけっこう難しくなかなかチャレンジできないということ。

そこで今回紹介するのがセツ・バンダアーサナ。下半身や背中に関してはブリッジに似た身体の使い方をします。肩周りの負荷がかからないのでよりやりやすいアーサナとなります。ブリッジがまだ難し過ぎる方、ぜひ試してみてください。

メモ
・両足は骨盤幅にセットし仰向けになる。

・お尻から足一つ分くらい離れた所にかかとを置く。

・手のひらは床に向けてお尻のすぐ横に置く。

・吸う息で足裏で床を押してお尻を浮かせる。お尻は膝と肩を結んだラインよりもやや高く。体は直線よりもアーチを描くように。アゴと胸上部がくっつくくらいお尻を上げる。

・両膝は開いてしまわないように骨盤幅を保ち続ける。

もも裏、お尻、背中などの身体後面の筋肉を強く使います。続けているとブリッジに必要な要素(肩周り以外)が揃ってきます。背中を反って胸を開くので気分もスッキリします。普段お尻や背中を使えていない場合にはキツいアーサナかもしれませんね。

ちなみに日本語では「橋のポーズ」。人が歩いても壊れないくらいの立派な橋を架けてくださいね。
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