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RSYブログ

2019/05/28
感情の波や情動といったものは誰にでもあります。そういった心の変化というのはある種身体的な反応と同じだと言えるかもしれません。暑ければ汗をかき、寒ければ鳥肌が立つ。

同じストレスを受けても感情の変化が少ない人もいれば、ちょっとしたことで怒りを爆発させてしまう人もいます。その違いは寒さに強い弱いがあるように様々な要因があるでしょう。遺伝的要因、栄養状態、神経伝達物質の分泌バランス、血流の状態など。

感情の起伏が激しい人でもどん底の時の最悪の感情は永遠には続きません。全身の細胞の状態が一瞬一瞬で常に変化しているのと同じで今ある情動は必ず過ぎ去ります。

今の感情だけが自分のすべてではない、そのことを知っているだけで救われることもあります。一瞬間を置いて、一度目を閉じて、一回深呼吸するだけで最悪の日の最悪の感情も切り抜けられることもあります。

もちろん根本的な解決には時間をかけなければならないことの方が多いです。感情に流されない心身をつくるために、人によっては薬や酒を断ったり、今の環境から抜け出したり、身体を鍛えたり。長期的な努力が必要となります。

それでもまずは知っているだけでその一瞬を防げることはあるのです。

子供を持つ親としても今朝の登戸の事件はただただ悲しいです。

2019/05/27
アナ骨、週2回へ  
今日も暑かったですね。久々に3歳の息子とよみうりランドに遊びに行って来ましたが、歩くだけで体力を消耗するような日差しでした。しかもおそらく運動会の振替休日だからだと思うのですが、遊園地内は家族連れでめちゃくちゃ混んでいました。まあでも閑散としてるよりは活気があっていいと思いますが。

ところでRSYのヨガレッスンについての話ですが、6月7日より金曜日10:00~11:30のレッスン内容が変更になりました。"Root Yoga Fix~地に足を根ざす静のヨガ~"が終了し、代わりに"アナトミック骨盤ヨガ®"が始まります。

理由としてはアナトミック骨盤ヨガの需要が少しずつ高まっていること。そのアナトミック骨盤ヨガを週2回に増やすことで土曜日の朝にレッスンに来られない方にもぜひ受けていただけたらと考えました。

とはいえ体力的な面での不安がある方も多いと思います。ですので金曜日のアナ骨は土曜日より少し運動強度を低めに設定します。ヨガ初心者や未経験者にもより受けやすい内容となります。終始ゆっくりとした動きでアーサナを行いますので、身体の使い方を学ぶ場としても最適です。スタジオで他の参加者の方と一緒身体を動かすことで、自分だけでは絶対に出来ない効かせ方も出来るようになると思います。

土曜日に参加できずに諦めていた方、金曜日のアナトミック骨盤ヨガ(負荷低め)はいかがでしょうか?

2019/05/26
アナ骨で眠くなる?!  
昨日のアナトミック骨盤ヨガが終わった後、参加者同士でこんな話をしているのを耳にしました。

「アナトミック骨盤ヨガって終わったあととてつもなく眠くなりますよね??」

一人の参加者はアナ骨が終わって帰った後、家で2時間も昼寝をしてしまったようです。なんでこんなに寝てしまったのでしょう?

実は眠気が来るのは当然なんですね。アナトミック骨盤ヨガでは日常で使いづらいけど骨格を支えるのには重要な筋肉に負荷をかけて鍛えていきます。普段使っていない筋肉なのだから多くの場合当然弱っています。そこを強く使っていきますので、その筋肉は一時的に弱った状態になります。弱った筋肉が回復することで前よりも強くなっていくのですが、回復する過程の身体の反応として眠気が起こることがあるのです。

筋肉を回復させるためには栄養(タンパク質や糖分など)が必要となります。アナトミック骨盤ヨガは下半身の多くの筋肉を総動員して行いますので、終わった後に必要とされる栄養分も多くなります。栄養や酸素を筋細胞に届けるための血流も下半身に集中します。ですので脳に回す糖分などが相対的に少なくなり眠気が起こると考えられます。

特にアナ骨を始めたばかりの頃はまだ筋肉が弱いため、回復するためのエネルギーも多く必要で眠気が強く起こってくるのでしょう。だんだんと下半身の力を始め、全身の筋力、総合的な体力がついてくると回復のためのエネルギーも少なくて済むようになってくるので眠気はそんなに起きなくなってきます。

また上記の理由以外にも自律神経の問題も絡んでいると考えられます。下半身を強く使うアーサナで交感神経をオンにした分、レッスン後に副交感神経が優位になりやすく身体全体が弛緩し眠気が起こる。そういった神経面の作用も絡んでいると思われます。

いずれにせよ普段使えていない部分をたくさん使えている証拠ですのでご安心ください。最初の内は眠気が辛いかもしれませんが、徐々に身体も適応してきます。眠れる環境にある方は昼寝をすることで回復も早まります。

アナ骨の後は十分に栄養補給して身体を休めてくださいね。

2019/05/25
ブランケット  
今日からスタジオレッスンにブランケットを導入しました。

使い方はヨガのアーサナの補助道具として使ったりもすると思いますが、それよりなによりも、

シャヴァーサナの時に体にかけること。

たぶん寝てしまいますね。

最近は暑い日が続くようになり、RSYのレッスン中も冷房をつけるようになりました。動いている時は空調が効いてても汗をかくくらい暑いのですが、最後のシャヴァーサナで仰向けになる時は肌寒さを感じることもあると思います。その都度空調は調整してはいたのですが、なかなか温度調整は難しくどうしたものかと思っていました。

そんななか先月自分で受けに行ったスタジオレッスンでは最後のシャヴァーサナの時にブランケットを配ってもらえました。空調の効いているスタジオ内ではブランケットをかけるとちょうど良い温かさでとても気持ちがよく、シャヴァーサナの質も上がったように思います。

これはRSYにも取り入れなければと今回の導入に至りました。骨格標本もそうですが、必要不可欠ではないもののあるとプラスになるものもだんだんと揃えていきたいと思います。

早速今日のアナトミック骨盤ヨガのシャヴァーサナで使っていきました。眠っている方もけっこういたようです。あれだけ身体を動かした後ですから当然ですね。

他のレッスンでもどんどん使っていこうと思います。

2019/05/24
好みと半強制  
今日は早速朝早起きをして自分のトレーニングとしてのアシュタンガヨガを行いました。

久々の通しで一時間以上の流れを行うと色々なことに気づきます。自分の好きなものだけを練習するのとはまた違った気づき。自分の身体の特徴や状態や課題、様々なことが見えてきます。やはり自分の考えや好みをある程度手放した状態で淡々と何かをこなすというのもいいことだと思いました。

そこで思い出したのが4年前に大学に入った時の感覚。東京大学では入学の時点では学部は決まっておらず、1〜2年生は全員「教養学部」に所属します。教養学部は広く様々なことを学ぶ場所であるので、自分の興味のない授業にもでなくてはならないこともあります。僕は割とそのシステムが好きで、自分の興味が全く向かないような分野(例えば法学や経済学)でも実際に触れてみると意外とおもしろかったり、自分の思考を広げるために役立ったりしました。日常生活において自分からは絶対に選ばなかったであろう物事に半強制的に向き合わされるというのも悪くないと思います。自分の好きなこと、やりたいことが決まっている場合でも「知識や経験の背景」の厚みを増すためにそんなことがあってもいいと思います。

休学中の今の僕にとって、特に今の身体面にとってのそれがアシュタンガヨガ。

RSYに来られる方にとってのそれはスタジオレッスンなのかもしれません。自分では絶対に家ではやらないこと。身体を動かすことは時に大変だけど、半ば強制的にスタジオで動くことで気づくことや楽しいと感じることもあると思います。

自分の意志で選んだ好きなことだけをして生きていきたいという想いがある反面、それだけじゃ足りないのかなという想いもあります。

もちろんこの辺りの感覚は人生の段階によっても変わっていきそうです。バランスが大事だとも思います。

何はともあれ朝から身体を動かしたのでぐっすりと眠れそうです。

みなさんもゆっくりお休みください。

2019/05/23
習慣化  
唐突な話ですが、自分の現状を打破したいという思いをお持ちの方も少なくないと思います。僕のヨガクラスに来られる方にとっても現状の打破が一つの大きなテーマだったりします。

僕も身体面、精神面において自分の現状を打ち破りたいと常々思っています。しかし何かを変えたいと思っても、その思いだけで願いが叶うことはほとんどないと思います。何かしらの実行が伴うものが多いのではないでしょうか。

しかもその実行は単発ではなく継続されることで力となり新たなステージへと移っていきます。つまり良い方向へ自分を向かわせる物事を「習慣化」することが大切となります。

僕にとって自分の状態を上げるのに適しているなと感じるものは「アシュタンガヨガ」です。アシュタンガヨガというのは、行うアーサナの種類や順番も決まっている「動く瞑想」とも言われるヨガの流派なのですが、内容の説明はともかく心身に対する効果のあるヨガの一つです。

1時間程で一連の流れが全て終わるヨガで、朝に行うと調子がぐんと上がって一日中エネルギッシュに過ごせるので、少し前までは毎日のように行っていました。そのおかげで体つきが変わったり行動力が上がったりしていたのですが、ここ2ヶ月くらいはアシュタンガヨガをちゃんと実践することがなくなってしまっていました。

家族の生活リズムの変化などでなんとなく時間をとらなくなってしまい、自分のやりたいアーサナの練習だけを行っていたのですが、なんだかしっくりきません。自分の好み云々は置いておき淡々と身体を動かせるような良い意味でのルーティンが必要なのかもしれません。

ということで改めて今日決意します。

明日から毎朝のアシュタンガヨガを習慣化すること。

何かを習慣化するにはそれを自然に行うためにはどうしたらいいかを考えなくてはなりません。僕の場合は息子たちが起きる前にどうやって早起きするかをこれから考えます。アシュタンガ以前に早起きの習慣化ですね。

勝手な決意表明で申し訳ないですが、インストラクターとして継続の大切さを訴える上でも、自分でしっかりと自分にとって良いと思うものの継続ができているかどうかで説得力も変わってくると思います。

もっともこういった場所での宣言により自分を律して習慣化を定着させたいという下心もありますが…

とりあえず1ヶ月ほど続けた後に心身の変化や習慣化について気づいたことなどがあれば報告しようと思います。

今回の写真はアシュタンガヨガにも登場するティティバーサナ(蛍のポーズ)です。先日紹介したバカアーサナを応用してできるアームバランスの一種ですのでご参考までに。

2019/05/22
十人十色  
今日の朝のRoot Yoga Move~下半身をつくる動のヨガ~にも体験の方2名の参加がありました。だんだんと参加人数も増えてきて20代〜80代までと年齢層の幅も広いクラスとなってきました。スタジオの雰囲気もなんだか面白い感じです。

ほとんどの方がヨガ未経験からのスタートというのは同じなのですが、当然それぞれの方の持っている背景は全く異なります。年齢、性別、運動経験もそれぞれ違うし、ヨガに来る目的も健康のため、美容のため、仕事のため、なんとなく、など様々です。

そんな人達が同じ内容のレッスンを受けます。

ここで受け取る効果、自身への吸収の仕方は十人十色です。それぞれが持っている背景が違いますから。それでいいと思います。

もちろん優先すべき点は優先して意識しながら行っていきたいところです。でもそれ以外の点は自分自身で判断して取り入れるところは取り入れ手放すところは手放してもらう。体力的にきつければ自分の判断で休んでみたり、ここだけはゆずれないというところは自分の力以上に頑張ってみたり。

そうこうして続けているうちにいつのまにか身体や心は変わっていたりします。そして周りの人と時間と空間を共有するのも楽しく感じたりします。

こういう感じでRSYを続けていきたいと思いました。

写真はヴィパリータ・ヴィーラバトラアーサナ。話の内容には全く関係ないですが、水曜日朝夜のクラスに登場するアーサナですので参考までに。

2019/05/21
雨  
今日は朝からすごい雨ですね。

こんな雨で低気圧の日は体調が落ちる人もいるかもしれません。頭痛や腰痛、肩こり、足のむくみなども出やすい天気です。

天気が悪くてもまったく体調が変わらない方もいれば、台風の時などは動けなくなるくらい不調になる方もいます。その違いには自律神経の調整能力や組織の強度など様々な要因がからんでいるのだと思います。

頭痛などが出ないまでも、雨やくもりの日などは些細なことでイライラしたりと精神的な面での影響が出てくる方もいるようです。

そういう僕も気圧にはかなり敏感で基本的に高気圧の日の方が調子が良いです。脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)と診断を受けたくらいですから、低気圧で調子が落ちるのは当然なのですが。

ただ天気による不調を"体質"によるものと諦めて我慢しているのはもったいない気がします。低気圧で調子の悪い日でも体調や精神状態を上げていく方法はいくらでもあります。

その一例として写真のように下半身を使う運動があります。名前はワイドスクワットや四股などといったところかもしれません。下半身をダイナミックに使うことで低気圧で下半身に滞りがちな血液を頭の中方まで押し上げていきます。余裕があれば写真のようにかかとを床から浮かせることでふくらはぎのポンプ機能の強化も狙えます。

行う上でのポイントは、
・膝とつま先の向きを揃える
・膝の角度は90°を目指す(90°までいかなくてもかまいません)
・骨盤を床に垂直に保つ(もしくは写真のように少し背中全体を前傾させてもかまいません)
・手は写真では合掌していますがどこでもかまいません
・余裕があればかかとを地面から浮かせる

この形で自分の好きな時間キープします。だんだんと全身が温まり頭の血行も良くなるのが感じられると思います。天気の悪い日もこれだけで気分もスッキリしたりします。続けていくと天気に左右されづらい体質にもなってきます。

天気が悪くても元気な方も下半身全体を効率よく鍛えられますのでやってみて損はないと思います。

ぜひお試しください。

2019/05/20
リボンちゃん  
1週間ほど前にスタジオに導入した骨格標本、存在感があるので名前をつけなくてはと、名前を募集していました。

ありがたいことに何人かの方から色々な名前の提案があり、その中で一番シンプルでわかりやすかった「骨っちゃん」という名前が最有力候補だったのですが、先日アナトミック骨盤ヨガが終わった後に新たな提案がありました。

考えてくれたのは水曜や土曜の朝のレッスンに参加してくれている若い男性。

名前はタイトルにあるように、

リボンちゃん

最初はえっっ...と思いましたが、名前の由来を聞いてみると、

・教室の名前にもある"rainbow"と"ribbon"が似ている。
・「リボン」に「ボーン(骨)」”bone"をかけている。
・「リボン」に「リボーン」"reborn"(「生まれ変わった」という意味の形容詞)をかけてRSYの「下半身が生まれ変わる」というテーマを意識。
・レッスン中に身体の説明をする時、骨格標本の周りに人が集まり人と人とをリボンのように結んでいく。また骨格標本を通して知識と実践を結ぶ。
・骨盤がリボンを結んだ形に似ている。

などだそうです。

なかなか考えられている名前にだんだんいいなという気がしてきました。ですので骨格標本の名前は「リボンちゃん」に決定しようと思います。他のたくさんの名前を考えていただいた方々もありがとうございました。

「百聞は一見に如かず」という言葉もあるように、聞いているだけでなく見ることで理解がグッと深まることがあります。骨格を見ることで自分の身体を「診る」力はついていくように思います。

リボンちゃんを活躍させていこうと思います。

2019/05/19
脂肪燃焼  
昨日のアナトミック骨盤ヨガ終了後に参加者の方からこんな質問がありました。

「お腹の肉はどうやって落ちますか?」

「お腹の肉」というのはお腹周りについた脂肪のことですが、この脂肪は分解されて身体の各部のエネルギー源にならないと減らないのです。脂肪が分解されたりエネルギーになるメカニズムはやや複雑なのでここでは説明しませんが、運動は当然脂肪燃焼を促進させます。特に有酸素運動は酸素を利用して脂肪を燃焼させていきます。ヨガも有酸素運動が主体となってきますので脂肪燃焼効果があります。

そしてもう一つ、脂肪を落とすには基礎代謝という概念が重要になってきます。基礎代謝とは生命を維持するために必要なエネルギーのこと。何もせずにじっとしていても内臓や脳やそして筋肉を維持するためにエネルギーが消費されています。一番簡単に基礎代謝量を増やす方法は筋肉を増やすこと。筋肉が増えるだけで何もせずに消費されるカロリーは増えていきます。

特に下半身の筋肉、太ももやお尻の筋肉は身体の中でも非常に大きく、これらの筋肉が増えることで基礎代謝量のアップが見込めます。何もしてない状況でも脂肪を燃やしやすい体質に変わってくるのです。

上記に加えてお腹周りが気になる場合には、腹横筋というコルセットのような筋肉を鍛えることも有効です。内臓の位置を保ったり腰を痛めないように保護する役割があります。お腹を引き締める効果があるので、ここが強化されると同じ量の脂肪がついていても腰のラインがすっきりして見えるようになります。吐く息とともにおへそを背骨のほうに引っ込めていくと鍛えられます。

お腹周りが気になる場合の対処法をまとめると、

1. 有酸素運動をする
2. 大きな筋肉をつけて基礎代謝を上げる
3. 腹横筋を中心にお腹周りの筋肉を鍛える

こうして見てみるとヨガはお腹周りが気になる場合にも効果が高いことがわかります。そして逆に痩せ過ぎで悩んでる方にも実は効果があるのです。その辺の話はまた今度機会があればしていこうと思います。

最近は暑くなってきましたので体調にはお気をつけてお過ごしください。
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RSY~Rainbow Season Yoga~

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