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2020/08/29
いでよ!シャボン!  
今日もめちゃくちゃ暑かったですね。もうグッタリしています。なぜこんなに疲れているかというと今日も子ども達と数時間外で遊んでしまいました。そりゃグッタリしますよね。

ところでみなさんシャボン玉液って自分で作ったことありますか?僕は今日初めて作ったのですが、これがなかなかうまくいったのです。


朝のオンラインアナ骨が終わった後、長男(4歳)と次男(2歳)がシャボン玉をやりたいというので家の前で遊ぶことにしました。しかし家に余っていたシャボン玉液はわずか、次男がこぼしたりしているうちにすぐに全部なくなってしまいました。

でもまだまだ遊びたい子ども達。これはシャボン玉液を作るしかありません。Google先生に話を聞いてみると、水に洗剤を混ぜて、そこに砂糖や蜂蜜を加えると割れにくい液ができるそう。

どうせなら大きいシャボン玉を作りたいのでペットボトルに入れた水に大量の砂糖を溶かしました。うちでは砂糖をほとんど使わないのでここぞとばかりに大量投入。その後キッチンにあった洗剤のJOYを適当に混ぜて完成。JOYの青色に仕上がりました。

そして子ども達に試してもらうと、、

さっきよりデカいシャボン玉!市販品より全然丈夫で遠くまで飛んで行きます。

走ったりすれば神龍(シェンロン from ドラゴンボール)のようなシャボン玉も作れます!(写真)1つでも願いを叶えてくれたらいいのに...

市販品のやつはすぐ割れていたのに。いつもは砂糖には気をつけてください、とか言ってるのに今日は砂糖万歳です(笑)。粘り気を出すのには最適ですね。

今日でめちゃくちゃ簡単にシャボン玉液を作れることがわかったので、これからはずっと自作になりそうです。お子様がいる方はぜひお試しください。大人だけでも楽しめるかもしれません(←ヤバい人に見られるかも)。


今回のように今まではやったことがなかったけど自分でやってみると案外うまくいくことってありますよね。既製品を買わなくても自分でできるし、むしろ成分を調整できるから質が上がるじゃん、ていうようなこと。逆に時間の節約になることもありますしね。スポーツドリンクなんかも自分で作るとお得だし体調管理にも良いですよ。

ふと思い立ったものはなんでもやってみるといいですね。


ところで今日のこのブログ、500回目だそうです。夏休みの日記なんかも書けるタイプではなかったのにまあよく続いてる。。内容はテキトー過ぎますけどね。

次回「毎日ブログを更新する10000の方法!」(←嘘です。やりません。ごめんなさい。)

2020/08/28
東大受験物語 第十七話(最終回)「Y字バランサー誕生」  
こんにちは。今日も暑いですがいかがお過ごしですか?僕は昨日のBTYで全身筋肉痛です。(後屈が多かったので特に背中側。)普段やらない動きばかりありましたからね。かなりの刺激でした。

さて、今日は金曜日恒例の東大受験物語ですが、半年ほど続いたこのシリーズも今日でなんと最終回。思いつきで始めたこの連載、思ったよりも反響があり今日も「毎回楽しみにしています。」というメールを頂きました。ありがたいことです。けっこう長めの文章を飽きずによく読んでくれました。でも今日で終わりです。8月の終わりでなんだか区切りがいい感じ。もう一話くらい引っぱろうかとも思いましたが今日でおしまい。鬼滅の刃もすっぱりと終わりました。(6巻くらいまでしか知らないけど。。)終わりって切ないけど何かの始まりになることも多いのです。

・・・グダグダと言ってないで本編へいきましょうか...!

前回までの話はこちら↓

番外編↓



東大試験の最終日を終えて家に帰った僕はベッドに倒れ込みました。(当時はベッドがありました。)体力を使い切りご飯を食べる気力もなくただただ横たわっていましたが、頭だけがグルグル回っていました。何も考えたくないのに4科目の合計点をあーでもないこーでもないと計算してしまうのです。完全にカフェインの副作用。頭の暴走が止まりません。

半年以上溜め込んできた疲れと自分の意志とは切り離され自動化された思考ループの混合。今までに感じた事のないその異常な感覚の中でそのまま眠りに落ちました。妻が何を言っても起きられません。

そして次の日の朝、ある事に気がつきます。なんと合格発表まで2週間も期間があるのです。今までは受験勉強に必死で合格発表までの時間のことは気にしていませんでした。

(後期試験の勉強、どうしよう。。)

そうなのです。実は東大の前期試験(一番メインの試験、僕が受けたやつ)に加えて後期試験の願書も同時に提出していたのです。後期試験とは前期試験の合格発表の3日後くらいに行われる試験で前期試験に落ちてしまった場合にもう一度受けられる試験です。(もちろん何らかの理由で後期だけ受ける人もいると思います。)ただ試験内容は前期とは全くの別物。合格する人数も100人くらいしかいません。(前期の30分の1)

それでも合格発表までの2週間の間にこの試験の準備をしておけば、もし前期で落ちてしまってももう一度受かるチャンスがあるのです。そして僕は決めました。貴重な時間を無駄にするわけにはいきません。

よし、後期試験の勉強はやめよう!

そう、諦めました(笑)。チャンスがあるのはわかっているのですが、前期の試験が合格しているかどうかわからない宙ぶらりんの状態でどうしても勉強する気にはなれなかったのです。これ以上ないような清々しい態度で妻に宣言しました。

「もう受験勉強やめるよ!」

「別にいいんじゃない。」

決まりました。あとは合格発表を待つだけです。しかし清々しく勉強をやめる宣言をしたものの発表を待っている2週間は心ここにあらずの状態でした。仕事をしていてもなんだか落ち着かないのです。家にいる時も落ち着かないので眠る時間を長くして時を速めようともしました。(長い悪夢を見て失敗に終わりましたが。)

そして2015年3月10日。ついに運命の合格発表の日を迎えます。結果がどちらに転ぶとしても僕の最初で最後の受験生活はこの日で終わり。長いような短いような日々でした。時間内にできることは全てやったので悔いはありませんでしたが、もちろん合格がいいに決まってます。

発表はその日の正午12時。場所はなんと、、

自宅...!!

そう、インターネット発表なのです。なんでも本郷キャンパスの図書館を工事しているとかで例年通りの場所での発表がなくなってしまったのです。掲示板での発表に憧れのあった僕は少し残念でしたが仕方ありません。まあ現地に行く手間と交通費が省けたと考えれば悪くありません。

12時発表ということでしたが、大勢が確認するのでインターネットが混み合うとのこと。11時40分くらいには発表のページを開いてスタンバイすることにしました。(←珍しく計画的)

しかしなんだか落ち着かない。じっと待ってられないのです。気がついたら立った状態で脚を上げるY字バランスのような姿勢をとっていました。当時はヨガのヨの字も知らないのでとにかく不格好。どうしてそんなことをしていたのかは未だにわかりません。ヨガへの序章でしょうか。はたまたY字で人生の岐路を表していたのでしょうか。いずれにしても時は少しずつ確実に進んで行きます。

そして11時55分。発表5分前。我慢できずに合格番号が載っているページへのリンクをクリックすると、、

なぜかページが開きました...!時間前なのに...!

たくさん番号が載っています!

ドキドキしながらも番号を探します。社会人受験だったせいか僕の受験番号は大多数の受験番号とは頭の方の番号が違います。目立つ番号なのです。簡単に見つかって(or見つからない)しまうのがなんだか怖くなって、昔「リング」というホラー映画を古い公民館で観た時のように目を細めながら探しました。

そして、、

あった!!!!!!

自分の番号がありました!

でも見間違いかもしれないので何度も確認しました。どうやら間違いじゃなさそう。嬉しいというよりはなんだか安心したという感じ。受かって良かったというより、落ちなくて良かったという気持ちの方が強かったです。受験は心臓に悪いですね。

そしてその後、妻の職場にも直接結果を伝えに行き、その道中で親に電話で報告。世話になったN田やK君にも連絡しました。妻が喜んでくれたのも嬉しかったですが、N田が珍しく褒めてくれたのが印象的でした。


ふとした決意。周りの協力。怒濤のような時間。学びの楽しさと厳しさ。思考力、集中力、持久力。冷や汗。カフェイン。。

受験勉強を通して色々なことを濃い密度で経験できました。この時期の経験は確実に今に生きています。改めて協力してくれた妻や家族には感謝します。

そして合格できてよかった・・・

新たな人生の予感。



さて、東大受験物語は今回の話をもって終わりです。

最終回まで読んでいただきありがとうございました。


しかし、

この物語にはまだ先があります。

この後28歳で東大の新一年生になった男がどんな生活を送るのか。。


そして、、

来週からは、

新連載『東大生活物語』!!

まだまだ物語は続いていきます(笑)



To Be Continued...(毎週金曜日連載)

2020/08/27
ワクワクヨガ  
みなさんは最近ワクワクするような体験をしましたか?

今日の午前中僕はさいたま新都心近くの「路地裏ヨガ」という所にヨガクラスを受けに行ってきました。例によってS君とともに。頭立ちやピンチャマユーラアーサナのようなアクロバティックなポーズが散りばめられている"BORN TO YOG"というクラスです。(昨年末あたりにエンガワヨガという所で初めて受けました。)

序盤から頭立ちの連続だったりで刺激的な内容。そしてインストラクターのAki先生は明るく楽しい方でした。しかも身体能力がとても高く、良い刺激をもらえました。S君も怖がって躊躇していたピンチャからのブリッジができるようになり大満足な様子でした。

ワクワクドキドキする時間はいいですね。いつもと違う環境は自分の成長にも繋がります。


さて、ここで自分を成長させるためのもう一つのコツがあります。

それは毎度おなじみ「締め切り」の設定。

僕もそうですが、多くの人が基本的に怠けるのが大好きです(笑)。なので締め切りを自ら設ける方法はかなり有効です。僕も「ピンチャでもっと自由に動きたいなぁ。」なんて思いつつも忙しいのを言い訳になかなか練習をしなかったり。。まあ自分の思い描く理想と実際の行動のズレが起き始めるのですね。

それはマズい。そんな時には「締め切り」設定。

今回は路地裏ヨガへの数週間前の予約です。その行動だけで全て済みます。せっかく普段受けないクラスを受けるのだから動けないのはヤダ→練習しよう、となります。その気になればいくら忙しくたって練習する時間は捻出できるのです。

今回の予約みたいな小さなことでいいんですよね。そういう工夫を積み重ねていくうちにだんだんと自分の核心に迫るような大きなことにも繋がってきます。

みなさんは自分が成長したい時にどんなことをしますか?締め切り以外にも行動に繋げるためのちょっとした工夫はたくさんあると思います。自分の性格を活かせることが見つかるといいですね。


余談ですが今日の路地裏ヨガクラスの最中、S君は故意に僕のお尻を触ってきました。次はその余裕をぜひともハンドスタンドに注いでほしいものです。

今日の写真:さいたま新都心近くの参道で写真を撮っていたらわざわざ写り込んできたS君。

2020/08/26
自分充電  
みなさんスマホなどの電子機器はどれくらい使っていますか?

先週ヨガの仕事でとある駅に降り立った時にあるモノが改札口近くに置かれているのに気づきました。なんだろう?と思って見てみるとどうやらモバイルバッテリーのレンタルができる装置のようでした。スマホを充電できるやつです。

そういえば僕もスマホの充電は使ってるとすぐ切れてしまいます。モバイルバッテリーはバッグに入れて持ち歩いていますが、その充電器の充電さえ切れていることもあるのです。

それほどスマホを使う時代なんですね。そのレンタル装置を見て改めて思いました。

スマホ一つで写真を撮ったり、何かを調べたり、仕事のやり取りをしたりと何でもできてしまいます。僕も電車の中では動画を編集をしたり、文章を作ったりしています。大きな組織に属さなくてもスマホ一つでいくらでも仕事ができるというのは僕のような人間にとっても非常にメリットです。便利な時代です。

その一方でスマホやタブレットを長時間見続けることは身体にとってはあまり良いことではありません。まず首を丸めた姿勢を長く続けると腰の方や内臓にまで負担がかかります。そして画面を眺め続けることによる目の疲労。あとどうでもいい内容の記事を読み過ぎたりすることで起こる脳の疲労が代表的な例でしょうか。

僕も長時間作業してたりすると目や頭が疲れて「自然に還りたい…」なんて思ったりもします。

スマホなどが普及して様々な活動がしやすくなった反面、自制心を求められる時代なんですね。何が自分に必要で何が不要かの取捨選択。選択肢が少なかった時代よりもそのことを意識しなくてはなりません。

何よりも自分のために。

スマホよりも自分を充電する時間を作る意識。瞑想やプラーナヤーマはまさに人間充電器。1分座るだけでも全然違います。

そういう知恵をつけていくと生きやすくなります。

みなさんはどうですか?自分充電できてますか?

僕は頻繁にスマホも充電してますが(笑)

2020/08/25
呑気×剣呑  
前にもちらっと書きましたが、僕の妻はこのブログを一切読んでいません。

昨日は妻と話してる時に「文章」に関する話題になったので、

「ブログの東大受験物語もそろそろ終わりだから読んでみれば?割と読んでくれてる人いるみたいだし。」

と言うとやはり、

「読もうと思ったりもするけど、、まあ読まないかな。」

という返答。

理由を聞いてみると一つは「ともかく話が長い」とのこと。

そしてもう一つは、

「靴下も脱ぎっぱなしにするやつが呑気に東大受験物語なんかを書いてるのを見ると怒りがフツフツと湧き上がってくる。だから読まない方がいいかなと思って。」

とのことでした。。


以後気をつけます…

2020/08/24
6の倍数でアホになる…?  
みなさんいかがお過ごしですか?だんだんと朝晩は涼しく秋の気配が漂ってきました。そろそろ森山直太朗ですね。とはいえ熱中症で倒れる方も多いみたいなので体調には十分お気をつけください。

今日から長男の幼稚園が始まり夏休みのだらけた生活リズムからやっと脱却、これからまたメリハリをつけた生活に戻っていけるかなというところです。

さて、久々の幼稚園→多摩動物園と刺激的な一日を過ごした長男は夜寝る前になっても興奮状態、大きな奇声をあげながら食器洗いをしている僕のパンツを脱がそうとします。

どうにも興奮が止みそうにないので、ふと思い立ってお勉強タイムにすることにしました。

時計をなんとなく読めるように数字の読み方を教えることにしました。

早速紙に1,2,3と書き出して「いち、に、さん」と読み方を伝えます。すると問題なく3までは間違えずに読めるようになりました。次の4は若干時間がかかりましたが覚えました。5は一発ですんなりいけました。

そして、6。

これが全く覚えられない(笑)。毎回「よん、、かな…?」と言っています。ランダムに数字を指し示すと他の数字はわかるのに6だけ「よん…?」と自信なさげに困った笑みを浮かべながら答えます。まるで世界のナベアツに呪いをかけられたようです。

脳の働きって面白いですよね。みなさんも学生時代絶対に覚えられない英単語とかありませんでしたか?苦手だとわかって何回もチェックするのに覚えられないもの。

息子にとってそれが6でした。しかし何回も何回も繰り返すうちに「ろく」を覚えました。他の数字の中にランダムに6が登場しても「ろく!」と言えるように。

まあ明日にはまた忘れるでしょうね。

でもそこからまた繰り返すと定着します。

何か他の勉強でもヨガのアーサナでもそうですね。繰り返すと苦手なこともできるようになる。敢えて繰り返さないという選択肢もありますけどね。

また明日息子と数字勉強ゲームをやってみようと思います。


そういえば息子の幼稚園の友達が数字が大好きで足し算、引き算だけでなく掛け算、割り算までできるのには驚きましたね。子どもも大人も好きなものはどんどん突き詰めていくのです。

毎回思いますが、「好き」というのが一番の才能です。

2020/08/23
スイム×水夢×睡夢  
水の中は別世界。

みなさんもたまには日常を離れたいなんて思うことがあるかもしれませんが、海外に行ってバカンスを楽しむよりも手軽にできることがあります。(今はそもそもコロナで行けないか。。)

それは水泳!

水泳とは何かというと、、

水の中を泳ぐこと」です。(当たり前かな...?)

僕は今日久々にちゃんとプールで泳いで来ました。普段から人に教えたりで水にはけっこうな頻度入ってるのですがヨガを始めてからというもの一度もちゃんとした距離を泳いでいませんでした。

久々に泳いで気づいたことは水の中ではすぐに瞑想状態に入れること何度も何度もプールを往復しているうちに感覚が変わってきます。今この瞬間に集中して身体が勝手に動きます。水が肌に触れる感覚、ゴボゴボとした音もそれに拍車をかけます。余計な考えは頭から全て飛んでいく。

これぞ非日常。

とても簡単な方法。

唯一難しいことがあるとすれば、カナヅチの方はまずは泳ぐ練習をしないといけないということ。

でも練習する価値はありますよ。頭と身体がクリアになります。

泳ぐコツは、、

余計な力を抜くことですね。アーサナと一緒です。

2020/08/22
モンスターボール?!  
日常の何気ない1コマでも人によって捉え方が違いますよね。


昨日の話です。午前中のスタジオアナ骨が終わった後、向かいのファミマに寄りました。昼に食べる物を選んでいるとすぐ横で作業服を着た50代後半くらいに見える男性がお弁当を眺めています。

次の瞬間、そのおじさんはパッと1つのお弁当に手を伸ばすと、

「気に入った!お前に決めた!!」

とポケモンに登場するサトシみたいな言葉を弁当に向かって放ちました。そして足早にレジの方へ歩いて行きました。

僕は弁当に話しかけている人をあまり見たことがなかったので一瞬呆気にとられましたが、すぐに気を取り直し頭を整理しました。


結論:人は日常のどんな瞬間にも全力で向き合えるし楽しめる。


けっこう大事なポイントですね。明日から僕も弁当に話しかけよう、、とはなりませんでしたが他のシーンに応用できるヒントになりました。

ありがとう、おじさん。ありがとう、弁当。ありがとう、ピカチュウ。



さてさて、余談ですがこの文章を書いていて今日も学びがありました。上の文で僕は「そのおじさんはパッと1つのお弁当に...」と書いたのですが、実は最初は「そのおじさんはおもむろに1つのお弁当に...」と書いていたのです。少し気になって「おもむろに」という言葉をネットで調べてみると僕が今まで使っていた意味は完全に誤用でした。僕は「おもむろに」を「不意に」のような意味だと思っていたのですが、本当は「落ち着いて事を始めるさま。しずかに。ゆるやかに。」という意味でした。。

真逆!恥ずかしい。。

でも僕のように誤用で使っている人もかなり多いみたいです。まあ言い訳ですが言葉も意味合いが変化していきますので「おもむろに」も20年後には意味が完全に変わっているかもしれません。そのうち辞典に載る説明も変わるはず...?です。「話のさわりだけ...」の「さわり」もそうですね。もはや元の意味で使っている人の方が少ないでしょって思います。

まあしばらく「おもむろに」という言葉は使わずに生活しようと思います。

2020/08/21
東大受験物語 第十六話「完全燃焼」  
こんにちは。もう金曜日。そしてもう8月も後半ですね。僕はこの時期から9月末くらいまでの時の速さに心がセンチメンタルになります。9月中旬あたりに外プールに入った時に森山直太朗の「夏の終わり」が流れ出した時なんかは涙が出そうになります。(出たことはありませんが。)まあ今年は外プールに行くこともなさそうですが。。それくらい夏から秋にかけての季節の移ろいはダイナミックかつ儚いものです。

僕の東大受験もそうでした。受験にかけた時間が短かったこともあって、その中で多量のエネルギーを生み出し爆発させ、その後収束に向かいます。夏休みみたいなものなんですね。そもそも受験した目的というのも今ある自分のエネルギーを増幅させて何かにぶつけてみたかったというのが一番。手の込んだ自由研究みたいなものです。そういえば小学校の自由研究で「妖怪巻物」を作ったことがありましたが、あの時もエネルギーを注ぎ込んで小学生にしては見事な作品が出来上がりました。(自画自賛…⁈)受験もそれに似たような感じですね。

さて、東大受験物語もあとわずかです。

前回の話↓



数学の答案用紙をほぼ白紙で提出するというほぼ予想通りの結果で東大本試験初日を終え、いよいよ2日目、受験最終日です。

ところで受験期間が短く東大一本だけに絞っていたので当然滑り止めなどは志願していませんでした。なのでこの2日間が最初で最後の試験日でした。もし仮に落ちたとしても来年もう一度受けようなどとは考えていませんでした。羽化した後のセミのようにほんの一瞬だけで全てを出し尽くそうとしていたのです。

セミの話はさて置き、舞台は冬です。2日目の天気はというと朝の時点で雨こそ降っていませんでしたが前日よりも雲が厚く怪しい雰囲気でした。若干の低気圧。初日と同様ブラックの缶コーヒーを買って駒場キャンパスに向かいました。

試験会場は前日と同じ。2日通うと古い木の床や机にも愛着が湧きます。新しい建物にはない独特の匂いが鼻を刺します。

そしてまた開始30分前のカフェイン摂取。ギリギリまで参考書に目を走らせます。一科目は日本史と世界史。ほぼ全て論述問題なので少しでも頭に材料が多い方がいいのです。特に世界史は時代の流れ、世界の動きをどう読むかの着眼点が大事になります。

そして試験開始。150分120点満点の問題です。日本史と世界史はまあまあでした。「この時代が
出たかぁ。。」という所はありましたが、それは過去問などと一緒。完璧ではないものの自分なりにストーリーを組み立てて記述できました。終わった後の手応えとしては70点くらいはとれたかなという感じ。可もなく不可もなく終われました。

そしてお昼休憩をはさんで最終科目の外国語。過去問でも一番点数を稼げてた所だったので楽観視していました。油断してはいけないとわかっていたのですが歴史を終えてなんとなく気を抜いていました。

試験開始後、全ての問題に目を通さず一問目から丁寧に時間をかけて解き始めました。というのも過去問ではだいぶ時間に余裕があったのでミスのないようにゆっくりスタートしたのです。しかし2問目に進むと、

(あれ??どうした…?)

(あれ…もしかして難しくなってる…⁇)

そうなのです。例年に比べて明らかに文章の内容が難しいのです。ただ読むのだけで時間がかかります。

急に冷や汗(脂汗?)がブワッと全身の毛穴から吹き出ました。自信があった科目だけにここで点数を取れないと数学の白紙が埋められないのです。

必死に頭を回転させて途中から一気にペースを上げました。悩んでるヒマはありません。最初で最後の受験の最後のテストだけ頑張ればいいのです。

最初は丁寧に書いていた字も途中からは乱雑になりました。序盤で字の綺麗さなど求めていた自分に腹が立ちました。タチの悪いことに丁寧に書いたところで僕の字はたいして綺麗じゃないのです。

(油断したな。。でもそんなこと言ってられない。「今」に集中しなきゃ…!)

初めてのマインドフルネス。ヨガを知らないとか言ってられません。超絶にヒマだった前日の数学から一転、めちゃくちゃ忙しい時間を過ごしました。鉛筆を握る手の内在筋も外在筋もどんどん疲労します。そこはカフェインパワー。

そしてついに試験終了の合図。なんとかギリギリで問題を解き終わりました。

解放。。七ヶ月間お疲れ様でした。悔いはありません(嘘)。

試験が終わった後はすぐに帰れるわけではなくて教室で待機。整理退場となります。(駅での混雑を避けるために教室毎に帰れる時間が異なるのです。広い会場のコンサートなどで行われるやつと一緒です。「アリーナ席Aブロックご退場ください。」みたいな。)

僕がいた教室はだいぶ後半の退出だったようで試験終了から40分以上もそのまま机で待機してました。その間に外がどんどん暗くなりゴロゴロと雷が鳴り始めました。強まる低気圧と全てを出し切った疲労感でカフェイン作用が残っているにもかかわらず教室の机で眠ってしまいました。

死んだように眠ったので退出の時を知らせる試験官の声で目覚めた時には机がヨダレだらけになっていました。。

(まだ入れるとも決まっていない教室でごめんなさい。でも春にはここに戻ってきてちゃんと除菌するよ。)

袖で拭ったヨダレの跡地に心の中でそう呟いて僕はその教室を後にしました。

アナ骨で脂肪を燃やすよりもはるかに高い燃焼率で心身の全てを燃やし尽くした日でした。


To Be Continued...(毎週金曜日連載)

2020/08/20
やっぱり起爆剤  
みなさんは日常で背中を反ることはありますか?ヨガをやっている人なら頻繁に後屈をするかもしれません。日常的にヨガを行ってない場合はなかなか背中は反らないかもしれませんね。

何日か前にアナ骨と断捨離の話を書きましたが、やはり後屈は掃除をする起爆剤になるようです。

今日は朝に「目覚めのヨガ」を行った後にインスタ投稿用のブリッジの写真を撮りました。なのでいつもより多めにブリッジを始めとした後屈を行ったのですが、それが効いたのでしょう。その後めちゃくちゃやる気が出て、家の中の片付けや家の前の掃除などを朝早くからすごい勢いでやりました。家の前を丸ごと水で流したり自転車をきれいにしたり普段しないことまでしてしまいました。

かなり入念に後屈を行った効果は絶大でした。掃除の後もやる気が出て子ども達と遊びつつも仕事が捗ります。

なので後屈をオススメしたいのですが、後屈のポーズはヨガの中でも難易度高め。ヨガをやっていても苦手が理由で避けてしまう方が大勢います。腰などに負担をかけないためには身体の使い方の秘訣があるのですね。

アナ骨では特に後屈を丁寧に土台から作っていきます。腰を痛めない気持ちのいい後屈です。背骨よりも先に股関節の使い方がポイントになってきますね。

そうそう、9月からは木曜日の早朝6:00~のレッスンを「目覚めのヨガ」から「アナトミック骨盤ヨガShort」に変更しました。一つ一つのアーサナにじっくり時間をかけて取り組みます。朝一なので目を覚ましつつその日一日作用が持続するような内容にしようと思います。

火木の朝のクラスは短いのでアナ骨やったことのない方がお試しするのにもオススメです。
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