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RSYブログ

2020/10/24
息子の遺伝子判明  
1週間ほど前に長男のスポーツ遺伝子検査のことを書きましたが、なんともう昨日結果が届きました。(スポーツ遺伝子投函)2〜3週間で結果がわかると書いてあったのに1週間以内で結果が出ました。迅速で驚きです。

さて、長男(4歳)のスポーツ遺伝子はどんなものだったかというと、、

RX型(バランスタイプ)でした!!

まあやる前からXX型(持久力タイプ)ではないなと思ってはいたので、僕と同じRR型(瞬発力タイプ)かRX型(バランスタイプ)かどちらか気になっていたのですが、バランスの良い方でしたね。僕とは少し違いました。スポーツとしては瞬発力、持久力ともに要求されるようなものに向いているようです。トレーニング次第でどちらにもバランスよく伸びていけます。

なんの話をしているかわからない!という方のためにざっくり説明すると、この遺伝子(ACTN3遺伝子)は速筋(白筋:瞬発力の出る筋肉)と遅筋(赤筋:持久力のある筋肉)の発達の度合いに関する遺伝子です。遺伝子なので一生変わらないもの。

例えばRR型(瞬発力タイプ)の僕は短距離(50m)を泳ぐのは速いけど、距離が少しでも伸びる(100m〜200m)と途端に身体が動かなくなり記録が落ちます。瞬発力を要する一発のジャンプなどでは高く跳べますが、縄跳びを淡々と長時間跳び続けることができません。

もちろんジョギングをしたり持久力系のトレーニングを積めば僕の持久力は上がっていきますが、同じ持久力のトレーニングをした時にXX型(持久力タイプ)やRX型(バランスタイプ)の人に比べて効果が出づらいのです。その代わり重いウェイトを上げたりスプリントの練習においては他の2タイプよりトレーニング効果が出やすいのです。

長男の場合は中間のタイプなので瞬発力系のトレーニングでも持久力系のトレーニングでも程よく効果が出ます。やりたいこと次第でいろんなことがバランスよく出来るタイプ。

でももちろんこれは筋肉の質の話であってそれを動かす神経などはまた別問題です。何が向き不向きなどはこの1つの遺伝子だけで決まるほど単純ではありません。

ただ知っていると面白いし自分で身体を使いたい時のちょっとした指標になるものではあると思います。


さて、長男がRX型だったということで少し妻の遺伝子型が気になってきました。RXなのかな...?僕の腕を砕くほどのパンチ力があるのでXX型ではないと思うのですが。。

そのうち寝てる間に口腔粘膜細胞を取って検査に出してみようと思います。

2020/10/19
神経伝達物質  
今日も雨ですね。こんな天気だとなんだかやる気が起きなかったり、仕事が捗らなかったり。。そんな時もありますよね。

ところで「やる気」って心の問題なのでしょうか?たまにやる気が出てもなかなかそれが持続しない人というのは心が弱いのでしょうか?

そういうわけではないんですね。やる気が出る時には出る時の条件というものがあります。

つまり身体の問題と言っていいと思います。

行動を変化させるだけでやる気、そして集中力などもコントロールできるようになってきます。

ひとつのキーワードが神経伝達物質

神経伝達物質とはニューロン(神経細胞)から別のニューロンへと情報を伝えるために必要な物質です。ドーパミンノルアドレナリンセロトニンオキシトシンなど様々な種類があります。

神経伝達物質によって身体への作用は異なります。幸福感を生み出すものもあれば、不安ややる気を生み出すものもあります。この神経伝達物質の分泌される量や割合によって精神面も全く変わってきてしまうのです。

つまり身体や心にとって有益な物質を自ら分泌させる方法がわかれば、自分のやる気や感情をコントロールできるようになり、自分のやりたいことがスムーズにできるようになってきます。

明日から代表的な神経伝達物質をいくつか紹介していこうと思います。

やる気のない人はお楽しみに(笑)

今日の写真に特に意味はありません。

2020/10/18
烏口突起がない…??  
先日オンラインのなんでも相談室で日頃からほぐしておいた方がいい筋肉の話になりました。

デスクワークなどが多い方は胸周りが固まりやすく特に小胸筋という筋肉がガチガチになりやすいです。そこでこの小胸筋の位置を把握してもらうために肩甲骨の一部である烏口突起(うこうとっき)という部分を自分で触って確認してもらうことにしました。

この烏口突起に小胸筋、上腕二頭筋の一部や烏口腕筋という筋肉が付着しているからです。この烏口突起の位置がわかればいくつもの筋肉の位置関係が一気にわかるようになります。さらに烏口突起付近は硬まりやすく、この辺りをマッサージすることで腕や肩がけっこう楽になることがあるのです。

この突起がどこにあるかというと鎖骨の肩に近い方のカーブがある辺りの少し下。鎖骨の下縁を触りながら中心から肩の方に辿っていくと肩と胸の境目辺りで硬い突起物のような物が指先に当たります。

それが烏口突起。

この日のなんでも相談室でも3D解剖図を画面に出しながら説明したので「すぐわかるだろう。」と思い烏口突起を探してもらいました。

しかし、、

意外に突起が見つからない人が多かったようで、

「烏口突起が私にはないみたい。」

と言う人もいました。他にも烏口突起を触っていたと思ったら肩甲骨の一番先端の肩峰だったり。。

思いの外時間がかかりようやく全員自分の烏口突起を触ることができていました(たぶん)。

あとはその周りを指でさすったり少し押してみたりしてほぐしていきます。痛みがある人もいるかも。

これを読んでるみなさんもぜひ自分の烏口突起を探して触ってみてください。自分の身体なのに触ったことのない場所って案外たくさんあるものですよ。

2020/10/17
スポーツ遺伝子投函  
先日のブログでスポーツ遺伝子検査のことについて書きました(スポーツ遺伝子検査)。そんな内容を書いているうちに自分の子どもの遺伝子型を知りたくなってしまい、早速一つ検査キットを取り寄せてしまいました(笑)。

先日のブログ内にリンクを貼った検査会社は年齢が13歳以上の人しか受けられないものだったので別の所で頼むことにしました。こちらもリンクを貼っておきますね↓

GeneLifeスポーツ関連遺伝子検査

こちらの検査でわかるのは「ACTN3遺伝子」のみ。速筋型か中間型か遅筋型か?ということだけがわかります。まあこの項目が一番知りたいのでこれで十分です。対象年齢は0歳からなのでうちの子供たちも受けられます。

とりあえず今回は1つしかキットを頼んでないので長男(4歳)が受けることになりました。

今日届いた検査キットの箱を開けるといくつかの紙と細胞を採取する綿棒が入っています。手順としては、

1,GeneLifeのページにメールアドレスなどの必要事項を登録をする
2.検査同意書を書く
3.頬の内側を付属の綿棒で10回転ほどこすり粘膜細胞を採取する
4.綿棒を10分ほど乾かし付属のケースに入れる
5.同意書と細胞の付いた綿棒を返信用封筒に入れポストに投函

細胞を送った2~3週間後に結果通知のメールが来るそうです。

早速長男にうがいをさせてから頬の内側を綿棒でこすり細胞を取りました。そして乾かして封筒に入れ雨の中ポストへ。

長男は兄弟の中で一番僕に体質が似ているので、僕と同じ速筋型(瞬発力タイプ)かも、なんて思ったりします。しかしこの遺伝子も体質のうちの一部に関わるものにすぎないので結果が来るまではなんともいえません。でも遅筋型(持久力タイプ)ではないのは確か。それだけは体型や運動の感じからわかります。速筋型か、それとも中間型か?2~3週間後に明らかになります。

結果が楽しみです

まあ結果がわかったところでそれをこの先人生に活かせるかどうかは本人次第なんですけどね。

2020/10/15
スポーツ遺伝子検査  
もう何年も前のことになりますが、スポーツ遺伝子の検査を受けたことがあります。自分の体質が気になったので確かめてみたくなったのです。

ネットで申し込むと検査キットが送られてきます。付属の綿棒で口の中の粘膜を擦り、それを送り返すだけ。2週間くらいで結果が届きます。費用は7000円くらい。

僕の受けた検査では運動に関わる3つの遺伝子型を調べられます。僕が一番知りたかったのは、

ACTN3遺伝子。

筋繊維のバランス判定です。

簡単に言うと、人は生まれながらに速筋と遅筋の割合が異なり、大きく3つのグループに分けられます。

・速筋(白筋)型:速筋繊維の割合が高く瞬発力のあるタイプ。短距離種目やパワーが必要なスポーツに向いてる。

・中間型:速筋と遅筋の割合がほどよいタイプ。トレーニング次第でさまざまな運動に対応できる。

・遅筋(赤筋)型:遅筋繊維の割合が高く持久力のあるタイプ。マラソンなどの長距離種目や持久力の必要なスポーツに適している。

この遺伝子における日本人の割合は、
・速筋型19%
・中間型54%
・遅筋型27%
だそうです。

僕の結果は完全に予想通りで速筋型でした。小さい頃から競泳をやっていましたが、とにかくスプリンターでした。いくら練習しても持久力がなかなか伸びません。長い距離の種目ではバテてしまうのです。(速筋型の人も工夫次第で持久力を伸ばしていけますが、中間型や遅筋型に比べれば全然伸びません。)

なんだかこの検査で長年の疑問が解けた感じでした。「やっぱりそうだったか!」という感じ。

上の割合を見ると半数以上がバランスの良い中間型ですが、逆に言えば半数近くが速筋型か遅筋型になります。「パワーはすごいあるけど持久力がないな…」とか「マラソン系は得意なんだけどムキムキな筋肉がつかないな…」とかいう場合は遺伝子が関係しているかもしれません。

生まれ持った遺伝子型を知ることで自分の長所を伸ばし弱点を克服できる可能性が上がります。スポーツや運動以外のことにも活かしていけるかもしれません。

やって損はないかなと思う検査です。

僕の受けた検査では上記の遺伝子の他に、

・血管収縮能力がどれくらいか?
・エネルギー産生工場であるミトコンドリアが増えやすいかどうか?

などもチェックできます。

一応下にリンクを貼っておきますね↓

自分の子ども達の遺伝子も調べてみてもおもしろいんじゃないかなと思います。上の検査は確か13歳以上が対象だった気がしますが。

もし検査してみた方がいたら結果を教えてくださいね^ ^

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