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RSYブログ

2021/01/28
ナヴァーサナ  
4ヶ月ほど前からオンラインレッスンに参加してくれているMさんという女性がいます。

Mさんはオンラインクラスに来始めた頃、

ナヴァーサナ(舟のポーズ)ができないのですがどうしたらいいのでしょう?

という相談をしてきました。ナヴァーサナをやると腰が丸まり尾骨辺りが床に当たって痛いそう。

僕はなんだかんだ説明した後に、

別にできなくてもいいですよ(笑)」

と彼女に言いました。彼女が後に自分で分析しているように「できなくてもいい」という言葉の中には色々な意味があるように思います。(←自分の言葉だけど他人事笑)

まずアーサナをできないというのはたいした問題ではない、というのがあります。なぜかというとアーサナはヨガの中の一つの大きな要素ですが、別にそもそもヨガをやらなくても人生は進んでいき、そして終わります。(世の中ヨガをしてない人が大半です。)だからできないアーサナがあっても問題ないし、僕自身一生かかってもできないだろうな、というアーサナはいくらでもある。よってNo Problem!

ただこんな考え↑は本質をついているかもしれないけれど、ヨガクラスに来てくれている方に押し付けるような考えではありません。何かを変えたくてクラスに参加してくれているのに全然寄り添えていませんね。自分の人生にめちゃくちゃ悩んでいる人に「所詮現世は幻ですよ。」と言い放つようなものです。(←大袈裟か。。)

なので上記のような考えはひとまず置いておいて目の前の物質的な身体の話に戻りましょう。

すると単純にナヴァーサナと身体の関係に注目すれば謎は解けます。

ここで詳しいポーズの仕組みとナヴァーサナの解説をする気力はYouTubeの編集で精魂尽き果てている僕にはないので詳しい話は省きますが、ともかくMさんがナヴァーサナをできるようにするためにナヴァーサナ自身を必死に練習する必要は全くないのです。腰の丸みも尾骨付近の違和感も他のアーサナで身体を変えていけば解決する問題なのです。

しかもこれはラッキーなことにアナ骨をちゃんとやっていれば解決しそうな問題でした。

結果、、

Mさんはいつの間にかナヴァーサナができるようになっていたそうです。腰が丸まってないし尾骨が消えたそう。(本当に消えてたら病院に行った方がいいですが。)

「ほらね。」と急に調子に乗る僕。(4ヶ月前の発言など忘れていたのに。)

まあでも僕がどんなに調子に乗ろうと結局は自分で選択して自分で動いてきたMさんの努力の成果なのです。自分に全部返ってくるのです。

そして結局言葉は受け取り手によってその形を変えます。Mさんの受け取り方が素晴らしかったのです。

僕も言葉をしっかり伝える人間である前に受け取れる人間でありたいものです。

みなさんもいつも僕の言葉を受け取ってくれてありがとうございます。(ブログでのくだらない発言含めて。)

2021/01/25
甘酒×豆乳×養命酒  
いつかのブログでかなりの頻度で甘酒を作ってることを書きました。今回はその甘酒の最強の飲み方を発見したのでここに記します(笑)

それはタイトルにあるように、、

甘酒に豆乳を混ぜたやつに更に養命酒を加える、という飲み方。

これが何とも言えず美味しいのです!

なぜ養命酒か?

なぜでしょうね。普段お酒を全く飲まない(飲めない)僕ですがこの冬の寒さに養命酒を飲みたくなったのです。実はずいぶん前に養命酒を少し飲んでいた時期があったのですが、その糖分とアルコール分の多さが逆に身体にダメージを与えてしまい長い間飲んでいませんでした。(アルコールと糖分に超弱い体質。)

しかしその中に入っている生薬の成分は明らかに身体に合っていることが実感としてわかっていたので久々に試してみたくなったのです。

「そのまま飲むとアルコールの影響が強いなら薄めればいいのではないか…?」

そんなことを考えて養命酒のレシピをネット検索をしてみると養命酒を豆乳に混ぜて飲んでいる人を発見!しかもカルーア・ミルクみたいで美味しいと書いてありました。

そこで閃いたのがいつも飲んでいる甘酒豆乳に養命酒を混ぜる方法。これをやってみたら想像以上に美味しかったのです。なんとも言えない香り。どことなくチャイティーのような風味です。それか高級ミルクティー。

作り方は簡単。甘酒と豆乳の割合は7:3くらい。そこに20ml程度の養命酒を入れるだけです。(簡単と言っても甘酒を作るのに10時間ほどかかりますが。)ちなみにこの飲み方の時は甘酒をバーミックスで細かくして米の原型をなくしています。あと温かい方が美味しいです。

あとは僕の場合、血糖値スパイクが起こらないように難消化性デキストリンを加えています。(どのくらい効果があるかはわからないですが、今のところ血糖値の乱高下は起きていません。)

そしてこれを飲み始めてから調子がいいのです。集中力がとにかくもちます。それまではYouTubeを1本撮るだけでぐったりきてしまっていたのが短時間で4本くらい撮り溜めできる気力が湧いてきます。

まあはっきりと養命酒が原因かどうかはわかりませんが。。

でもともかく美味しいので気に入ってます。甘酒の味に左右されますけどね^ ^

試したい方はアルコールの圧倒的なマイナス面を考慮の上お試しくださいね。

2021/01/21
刺激  
周りの人の成長が刺激になり自分も成長するという現象はよく起こります。

ローラーサナがブロックなしでも上がるようになった方の話を先日のブログでもしましたが、最近僕の周りでローラーサナの成長フィーバーが起こっています。(僕のレッスンではなくて僕のYouTubeで足が浮くようになりました、なんて方もいました笑)

昨日もスタジオレッスンの最後の方にローラーサナを練習する時間をとったのですが、その際に見本として僕がクラス参加者の前でローラーサナをやってみました。

すると「あれ?」という感覚。

やけに身体が軽い。

足が今までより断然高く浮いています。

もしかして、と思いそのままお尻を上げていったらハンドスタンドに移行できました。ローラーサナから反動なしでハンドスタンドは今まで全くできたことがなかったのです。

しかも全然力に余裕がある。

できた理由には「刺激」の要素が強い感覚がありました。もちろんトレーニングを続けているので単純に筋力が増えてきたことや身体感覚が向上したというのは大きな要因ではあると思います。

しかし最近の周りの方々の成長を目の当たりにして「身体は確実に変わる」ということや「重かった足が実際に浮くようになる」ということがリアルに感じられたこともすごく大きい気がします。

刺激の逆輸入ですね。人間は脳で描くイメージだけで身体能力も変わります。

ここのところどうも周りの方が良い循環。するとその中にいる自分も良い感じ。周りの方と自分の成長も嬉しいです。

どうもありがとうございます🙏

2021/01/20
思考の切り替え  
現代の生活って忙しいことが多いですよね。特に思考的な面で。

仕事や家庭のことで忙しかったり、もし時間があったとしてもネットサーフィンして絶えず目と脳を使っていたり。起きている間は頭がフル回転していることが多いと思います。せっかく空いている時間があっても何かで埋めたくなったりする人も多いでしょう。

僕も油断するとそうなってしまいます。

でも本当はスマホを置いて何もせずにただ座って呼吸をするだけという時間はとても大切。それだけで脳や身体のメンテナンスになるのです。

瞑想ですね。

瞑想なんていうと難しく感じるかもしれませんが、ただ座って呼吸するだけで何分かすると頭と身体が心地良い感じになってきます。火曜と日曜の夜にやっている「呼吸&瞑想」のクラスに出ている方は実感できる部分だと思います。

でもいざ自分でやろうとするとその10分を一日の中でとれないことが多いのです。

何もしないでただ座るだけの10分。

簡単そうに見えてなぜ難しいのか?

「何もしない時間がイヤだ」という思考回路が染み付いてしまっている方は非常に多いのです。時間があるならば、仕事を進めたい、YouTubeを観たい(僕のYouTubeはOK!)、録画したドラマを観たい、などなど自動的に何かをすることに慣れてしまっています。ただの呼吸にだけ時間を費やすことができないのです。

でも発想を切り替えれば、予定を詰め込みがちな人でも大丈夫。

「『何もしない』ことをする」という予定を立てればいいのです

そのためにはまずは「何もしないで呼吸」をするメリットを知らなければなりません。人間は現金な性格ですからね。ただ座ることが心身にとってプラスだとわかれば率先して「何もしない」ことをするようになります。


ということで「呼吸&瞑想」オンラインクラスに参加しましょうという話でした(笑)

2021/01/17
可動域目一杯使わない  
最近はまっていること:可動域目一杯使わないこと

ヨガのアーサナでは特に関節の可動域を目一杯使って動くことが多々あります。もちろんそれはそれで大きく筋肉を動かせたり、さらに可動域を広げられたりと良いことがあるのですが、最近は可動域よりかなり狭い範囲で身体を動かすことを意識しています。

例えば僕のヨガクラスでもよく行う背骨回し。座った状態でおへそで円を描くように背骨を回します。大きな円を描きながら回っても身体に対する作用は十分にあるのですが、可動域いっぱいまで回さず小さな円を描くとより強い作用が身体にかかるのです。というか小さく背骨を回した方が断然気持ちがいい。

ちょっと不思議なことですがこれは他の運動でも同じで、例えば泳ぐ時に関節を投げ出すようにダイナミックに動くのではなくて全身の関節を少し縮めるように身体を動かすと気持ちよく速く泳げたりします。

走る時にも股関節は膝関節を目一杯動かそうとするのでは身体の中心に意識を集めるようにして動きをコンパクトにすると速く気持ちよく走れます。(速いと言ってもたかがしれてますが。。)

こんな感じで小さな動きを意識するだけでも身体の感じが変わってきます。背骨回しのような円運動は特に違う気がします。

そんな意識を普段のヨガや日常の動きに取り入れてみても面白いかもしれませんよ。

2021/01/14
足三里  
先日お世話になっている内田先生(アナ骨考案者)の講座に参加してきました。

その講座の中で膝の少し下にあるツボ「足三里」の話題が出ました。足三里と言えば、あの吉田兼好の『徒然草』にも登場したりと超有名なツボ。身体への効果も広くまさにキングオブツボといったところ。主に胃腸との繫がりの強い場所です。

昔はよく僕もこのツボを押して元気を出そうとしてたな、なんて懐かしさを感じながら久々に足三里をしっかり刺激してみました。

すると不思議な現象。

なぜか唾液がたくさん出てくるのです。

足三里を刺激すると胃が動くなんていう話はよく聞いたことがありました。しかし唾液はあんまり聞いたことがない。。でも確かに刺激するより明らかに唾液の分泌が活発になっているのです。

手元にある本などで調べてみても唾液腺との関係は載っていない。胃に効果があるのだから同じ消化系統で唾液分泌にも効果があるのかな...?

そんなことを思いながら昨日のレッスンで参加者の方々にやってもらうとなんと唾液が増えた方が何人かいました。そして今日のオンラインなんでも相談室でもやってもらったところ、ここでも「唾液がジュワッと出てきた」という声が。

やはり確実に繫がりがありそうです。

みなさんはどうでしょうか?唾液は出ますか?

足三里の位置は、

膝のお皿の下から指4本分下に行った所、スネの骨のすぐ外側

にあります。図で見た方がわかりやすいのでネットで「足三里」で調べてみてください。

押してみるとズンと鈍い痛みがあったりするのでわかりやすい場所です。胃が動いたり腸が動いたりと何か反応があるかもしれません。そういえば昨日のレッスンでは「右の足三里を押したら左の足三里に痛みが出た」と言っていた方もいました。色々な反応が出る場所ですね。

感想聞かせてくださいね^ ^

2021/01/09
HIIT×駆け込み×絵  
以前ブログでチラッと書いたように、最近は1日1回家族全員で運動しています。

4分間だけ。

そう、HIIT(High-Intensity Interval Training)、4分間のタバタ式バージョンです。

20秒全力で動いて10秒休む、を繰り返して8セット行うのですが、無酸素運動と有酸素運動を繰り返すのでめちゃくちゃきつい。でもその後身体が軽くなったり集中力が高い状態が続くので最近気に入っているトレーニングです。

最近は妻と1歳の長女も加わって家族5人で行うようになりました。

そして今日その効果を感じる出来事がありました。

今日昼過ぎ、仕事に向かう電車に乗り遅れそうになって駅の自転車置き場からホームまで猛ダッシュをしました。

なんとか駆け込んで(←駆け込むな!)間に合ったのですが、なんと息がほとんど切れてない!

以前だったらそんなダッシュをした後は何駅も先まで息が切れて回復しなかったのですが今日はそもそも息が上がらなかったのです。

完全にHIIT効果。みんなでバーピーをやり続けたおかげです。ヨガでなかなか上がらない心肺機能をめちゃくちゃ向上させてくれていました。

日常生活でこれくらい変化があると嬉しいですね^ ^

そして実は変わったのは僕だけでなく、最近毎日「4分体操」(←うちではそう呼んでます)を一緒にしている妻にも大きな変化がありました。

妻は絵を描くことが好きなのですが子ども三人の子育てで体力を使ってしまいここ何年もちゃんと絵を描いていませんでした。

しかし「4分体操」を始めてすぐに絵を再開したのです。神経伝達物質や各種ホルモンの分泌、そしてエネルギー代謝の活性化で体力と集中力に余裕が出たのでしょう。子どもたちが寝た後に毎日一枚ずつ描き続けています。(写真)

1日4分だけの運動でみんなの生活レベルが一気に上がりました。

ヨガをやっている人にもオススメです。全然違う回路が強化されます。

4分だけっていうのもやりやすさの一つです。僕は「Timer Plus」というアプリで自動的に20秒10秒を管理しています。

一人だときついので誰かと一緒にやるのが一番継続できますよ^ ^

2021/01/08
腰を砕くアーサナ  
少し腰を痛めました。(まあ痛めたと言ってもすぐに回復する感じではあります。ハンドスタンドも余裕を持ってできるくらいです。)

なぜ痛めたかというとアホな話ではあるのであんまりしたくはないのですが。。(←結局してるけど。)

一昨日のインスタ投稿のためのアーサナの写真撮影でダメージを負ったのです。足を頭にかけてのねじりアームバランス(写真)。 脚の圧力が背骨全体にのしかかってきます。

そしてその投稿の内容はと言えば「ケガについて」(笑)。身体の仕組みを知った上でアーサナをとることで無駄なケガは防げますというような内容。「どうしてもケガをすることはあるかもしれませんが、自分からケガをしにいくのは防いでいきたいものです」と締めくくっています(笑)。

そう、そんなことを書いておきながら「自分からケガをしにいった」のです。

というのもこの頭に足をかける行為自体が非常にケガをしやすい体勢なのです。なので敢えてケガについての投稿の時にこのアーサナを選んだのです。つまりは「股関節がちゃんと使えていれば腰を痛めない」ことを身を持って示すために。

しかしそこにねじりをかけるのは予想以上に負荷が高かったのでしょう。撮影をしている時は大丈夫でしたがその数時間後に仙腸関節に鈍い痛みを感じました。

あえて選んだけれどやっぱり負荷の高過ぎるアーサナでした。


そして原因がもう一つ。それはSNSの特性。もしくは僕のSNSの捉え方。

オンライン化と同時期に本格的に使い始めたインスタですが、SNSが苦手な僕はまずどういうスタンスでインスタを使っていくのかを考えました。活動内容を多くの人に届けるにはある程度の投稿頻度が必要。しかしその投稿自体が苦痛になってはいけないし「〇〇いってきました〜」みたいなこともそんなにない。でも自分も見てくれる方もある程度楽しくモチベーションが上がるものがいい。

だからと言って日々の自分の淡々とした練習を撮っても練習にも集中出来ないしおもしろくもない。

それなら、自分自身のためのヨガとは切り離して完全にパフォーマンスに終始しよう!そしていつもの自分よりはカッコつけるけど嘘は書かないようにしよう。

そんな感じの姿勢。

なので写真のアーサナは左右の位置が少しズレてたりするだけで何度も撮り直します。アート作品制作のようなもの。形にこだわりを持ちます。

だからいつも行っている自分のヨガやアーサナ本来の目的とのズレが生まれます。ことさら今回のアーサナのような負荷の高いものを何回も撮り続けると身体を痛めるのも当然なのです。いつもの練習では片側を連続で行ったりしませんので。

ただそれはそれで良いと思っています。今の時代に必要不可欠になった仮想現実のSNSにはSNS独自の使い方があります。なのでもうしばらくはこのスタンスで色々な方との交流の場を楽しんでいこうと思います。

でも「頭足かけねじりアームバランス」の同じ側を何回も繰り返すのはやはり控えようと思います^ ^;

みなさんもマネしないでくださいね。

2020/12/26
睡眠×不足×過多  
運動、栄養と来て今日は睡眠の話です。

睡眠の質はめちゃくちゃ大事なところではありますが、まずは細かい話は抜きにしてしっかり眠る時間を確保しましょう。

睡眠関連の本を何冊か読んでみると3〜4時間の睡眠で健康が維持できるショートスリーパー、10時間以上が必要なロングスリーパーはそれぞれ人口の1割くらいしかいません。しかもそれらはほとんど遺伝で決まるそうです。

なので大多数の方はミドルスリーパー。6〜9時間ほどの睡眠が必要なタイプです。その場合には睡眠時間が7時間を切ってくると日中のパフォーマンスが著しく低下します

睡眠はその他の身体のケアなどでは代替できないのです。運動や栄養の面がしっかりしていても睡眠不足があるだけで心身は衰弱してしまいます。

睡眠時間をしっかりとるようにしただけで悩んでいた心身の不調が消えてしまうことがあります。働き過ぎで身体を壊すのもだいたいの場合睡眠不足が原因です。

ただ眠るのにも実は体力が必要なんですね。身体が弱り過ぎていると眠れば眠るほど疲れがたまるという現象も起きてきます。ここでも結局は運動と栄養との相互作用があるのです。運動や栄養が適切だと睡眠ホルモンのメラトニン(セロトニンから合成)もしっかり分泌されます。

まずは睡眠を中心に時間の使い方を見直すことで自分の日中の活動を密度の濃いものにできるのではないでしょうか。眠気と共に長い時間起きていることと比べるとその大切さがわかります。


あとはロングスリーパーでもないのに長過ぎる睡眠をとってしまうケースも要注意。身体のリズムが崩れて身体が重く、半分眠ったような生活に陥ってしまっているパターンです。適切な時間で疲れをとるにはやはり適度な運動から始めると改善します。

ヨガをやり始めたらぐっすり眠れるようになりました、ということもよく聞きます。睡眠には運動(呼吸法も運動の一種)が必要だし運動の回復には睡眠が必要なんですね。


いずれにしてもしっかりとした睡眠の量と質を確保するのが難しい時代。

「仕事があるから起きていなければならない」
「娯楽があるから起きていたい」

でも睡眠があってこそそれらをエネルギッシュに楽しむことができます。

みなさんは睡眠をサボっていませんか?

2020/12/25
栄養×不足×過多  
昨日のブログでは運動について書きましたが今日は栄養です。

運動・栄養・睡眠の3つはどれも欠かせない要素でありお互いに作用し合ってます。特に運動をしっかりした後はこの栄養の補給が欠かせません。そして注意しなければならないのがその内容なのです。

昨日は「トレーニングすると筋肉に細かい傷がつきますよ」なんて話をしましたが、その傷を直すために栄養が必須になります。例えば体内で作り出せない必須アミノ酸、たんぱく質の代謝に関わるビタミンB6、体内の様々な代謝に関わるマグネシウム亜鉛などのミネラルが不足するとトレーニングのダメージから回復することができません。

また体内でエネルギーを作り出す際にもビタミンB群やマグネシウムなどのミネラルが必要になります。不足すると動いたり考えたりするためのエネルギーがなくなり元気がなくなってしまいます。

結局体内ではこの身体を維持するための化学反応が常に起きているわけです。化学反応には材料が必要で、その材料が各種栄養素。体内で起こる物質の分解や合成を「」と呼びます。

そして栄養の不足と過剰は隣り合わせ

例えば三大栄養素の糖質を過剰に摂ると、糖質代謝に関わるビタミンB1などの栄養が余計に使われてしまいます。多量栄養素(糖質・脂質・タンパク質)を大量に摂ることで微量栄養素(ビタミン・ミネラル等)が逆に不足してしまうのですね。

エンプティフード(微量栄養素がほぼ皆無の食べ物)ばかり食べているとエネルギー代謝が回せなくなり鬱などの精神症状が出てしまうのはそのためです。糖質ばかり摂っていては体内の微量栄養素が足りなくなってしまいます。(体内で合成されるビタミンもありますがすぐに追いつかなくなってしまいます。)


たくさん食べていても栄養が不足するというのは盲点かもしれませんね。現代版の脚気とでもいうべき症状は割と頻繁に起こるのです。

現代生活はエンプティフードで溢れているので注意が必要です。菓子パンなども安くて気軽に買えますしね。ホールフード(食材丸ごとorそれに近い形)を自分で料理するのが身体には負担をかけません。

あとは糖質の質(GI値やその他の要素)や脂質の質(身体に有用な脂質)なども工夫するだけでだいぶ身体は変わりますがブログで散々触れてきたのでここでは省略します。

栄養は運動をたくさんする人、そして運動を全くしてない人は特に気をつけたい所。若い頃は栄養が不足していても細胞の若さでなんとかなることが多いですが、30代を過ぎた頃から食事内容による差がだんだん出てくるようです。

20代の頃に比べて最近なんだかエネルギーがないと感じる方は栄養について考え直すことで解決することもあると思います。
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