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RSYブログ

2020/12/23
やりすぎ×やらなさすぎ  
心身を元気にするには運動、栄養、睡眠(休養)が基本になります。どれが欠けてもどれが行き過ぎても不調が出てきます。

運動不足だと身体が重くなったり、やる気が出なかったり。

運動過多だと身体のあちこちに障害が出たり、常に疲労していたり。

栄養不足だと身体の材料が作れなかったり、鬱になったり。

余計な栄養過多だと肥満になったり脳の働きが鈍ったり。

睡眠不足だととにかく全てのパフォーマンスが下がったり。

睡眠過多だと筋力や脳が弱り何もする気が起きなくなったり。

特に今年のようなストレスがかかる状況下ではこの3つのバランスが崩れやすく心身が弱る人も多いと思います。

「運動・栄養・睡眠が身体にいいですよ。」なんていうのは誰でも知ってる話。でも本当にそれぞれがどれくらいの影響を心身に与えるかを知っている人は一握りもいないでしょう。

心身の不調に悩まされながらも身体にとって一番基本的で大事な要素を完全に無視してる人はたくさんいます。

明日からはその辺りの基本的な話をまた改めてしていければいいなと思います。(急に真面目なモード。)

2020/12/06
速筋型の宿命  
気がついたらこのブログも毎日連続600投稿を超えていました。習慣化してしまえば続くものですね。何かを続ける持久力はついてきたようです。

しかしながらこのブログでも何度もお伝えしているように僕の筋肉は瞬発力型の白い筋肉(速筋)の割合が圧倒的に高いのです。持久力向きの赤い筋肉(遅筋)と瞬発力向きの白い筋肉(速筋)の割合は生まれつきの遺伝子にかなり左右されます。細かい説明は省きますがその遺伝子はRR型、RX型、XX型というタイプに分けられ、僕はRR型で速筋の割合が多いタイプ。

速筋タイプはここぞという時に爆発力をだせるので個人的には気に入ってはいるのですが遅筋繊維の割合が少ないことによるデメリットも当然あります。

特に苦労するのは冬。

寒さに弱いのです。

もちろん寒さに強いかどうかは他の要因も多く関わっているので筋肉のタイプどうこうで決まるものではないですが、遅筋か速筋かのくくりで言えば遅筋が多い方が寒さに強いです。(まあ体脂肪の量などの方が大きな要因になるかもしれませんが。)

遅筋の方が熱産生能力が高く、筋繊維の周りに毛細血管が多いのです。

僕もヨガを始めて遅筋も増え、それに伴い毛細血管も増えたのでしょうが、やはり冬は寒く血行が滞りがち。

もう少し遅筋を強化したいものです。

RR型(瞬発力型)の人に朗報なのは、トレーニングのやり方次第で持久力の方はかなり増やしていけるということ。逆にXX型(持久力型)の人が瞬発力を目に見えて増やすのには多大な労力が必要となります。

僕もアナ骨をコツコツやっていたらだいぶ持久力が増えてきました。

どんなタイプであれ生活に役立つ遅筋は強化出来ますので、みなさんも時間をしっかりかけてアーサナをやってみてくださいね。

2020/12/03
身体を守る力  
人によって身体のリミッターというものはだいぶ異なります。リミッターとは自分が発揮する力に制限をかける安全装置のようなもの。瞬間的な力を発揮したいような時には邪魔だと感じることもあるかもしれませんが自分の心身を守るためには欠かせないものです。

例えばヨガクラスに参加してくれているAさんはこのリミッターの力が強いです。それゆえにアナ骨では長くキープできずにすぐにポーズを解いてしまったりします。しかしリミッターがうまく効いているため自分の力のラインが本能的にわかっています。休むのが非常に上手いのです。

昨日も風邪を引いたようなのにしっかりぐっすり休んでもう今朝のクラスには参加していました。自律神経の切り替えも上手です。眠りも深いと言っていました。まあこれはリミッター云々というよりも自己防衛能力が高いということになりますが。

逆に僕はこのリミッターが若干壊れかけたような状態になっているので大きな力は発揮できますが、かなり気をつけないと身体に必要以上の負荷をかけてしまいます。(ヨガを始めてからだいぶまともになりましたが。)僕からするとAさんのリミッターは喉から手が出るほど(出ないですが)欲しいものなのです。

リミッターが完全に外れた状態というのがいわゆる「火事場の馬鹿力」というやつですね。普通の主婦が車を持ち上げられると言います。まあこれは本当の緊急事態の話。

ちょっと色々な話の要素が混ざってしまいましたが、ともかく「どこまでやるのかやらないのか?」「どこまでできるのかできないのか?」にはものすごく個人差があるということ。

自分の特性を把握していきたいものですね。

2020/12/01
引き算の大切さ  
生活習慣を少し変えるだけで身体が変わる余地はありますよ、なんて話を先日のブログでしました。例えば今まで運動習慣がなかった人が運動を始めたら10年前よりも動ける肉体になるという話。

やっていなかったことを始めたら心身に作用があるという「足し算」の話でした。

今日はその逆の「引き算」についてです。

生活習慣を変えるには主に二通りの方法があります。

やっていなかったことを始める「足し算」。

やってきたことをやめる「引き算」。

良いと思うことを始めるのはもちろん大切だと思うのですが、それ以上に心身が変化するのは自分にとって悪いもの、疑問に感じるものをやめることです。

特に依存しているものをやめると心身が全く変わります。(ものによっては一時的に離脱症状が強く出ますが。)

お酒、薬、タバコ、甘いもの、コーヒー、恋人、ゲームなどなど依存しやすいものはたくさんありますが、ドーパミンの過剰分泌などで毎日やめられない場合はかなりの体力と精神力をそのものに奪われてしまっています。

あとは、自分で疑問に思うような仕事や対人関係なども心と身体を疲れさせます。

自分の生活を思い浮かべてみてそういったものがもしあればやめてみると身体がスッキリして別物のようになると思います。(依存している場合はすぐにやめられないので徐々に減らしたり、専門的なやり方が必要になることが多いです。)

「引き算」ができると体力的、時間的、精神的な余地ができるので新しいことを始める「足し算」もやりやすくなります。

どんなにいい「足し算」でもやり過ぎると一つのことに集中できなくなってくるのでやっぱりまず「引き算」。

かなり人生のパフォーマンスが上がりますよ。

2020/11/30
身体をケアしまくる  
ここ最近寝る前に布団の上で頭のてっぺんから足先まで自分でマッサージしたり、筋膜リリースっぽいことをしたり、とにかくケアをしています。

今まであまりちゃんと触れてはこなかった外くるぶしの下やふくらはぎの際の部分までしっかりと時間をかけてほぐしています。

方法は皮膚を引っ張ったり、さすったり、しっかりと筋肉と筋肉の間に指を入れたり。色んな本などを参考にしながら。

すると最近身体の動きが見違えるほどよくなりました。

アーサナでいえばハンドスタンドの頭をくぐらせるバージョンもどんどんできるように。(写真のものに関してはまだ一瞬しかキープできませんが。)前は安定せず怖くて目線を動かせなかったのに…

筋膜や筋肉同士が連動してスムーズに動いてくるのを感じます。自分の身体も貴重なサンプルの一つです笑

この辺のケアのことについてもヨガクラスに還元していこうと思います。

2020/11/29
全集中・ヨガの呼吸?!  
何日か前の新聞に写真のような記事が載っていました。

『「全集中の呼吸」で脳に変化』という見出し。

大流行している「鬼滅の刃」という漫画とヨガの呼吸を考察した記事です。

漫画やアニメを観たことがある方ならわかるかもしれませんが、鬼滅の刃の世界では主人公たちが呼吸を使いこなして鬼と闘います。呼吸を鍛えることで鬼の如く強くなれるのです。

これは別にアニメの中だけの話ではなくて現実の世界の話でもあるのです。太古から人間は心身を強化するためにまず呼吸を鍛えてきました。この記事にはヨガの深い呼吸によって大脳の「島皮質」と「下前頭回」という部分が活性するということが書いてありました。主に自己制御に関わる部位です。

深い呼吸をすることで集中力が高まり物事に動じなくなります。

まさに鬼滅に出てくる「全集中の呼吸」ですね。

人気のある漫画の中で呼吸のことを大々的に扱ってくれているので、呼吸に興味を持つ子供達も増えていると思います。いいことですよね。人生を楽しむためにまず必要なのが「呼吸」ですから。

こんな感じで現実離れしているような内容の漫画にも現実に応用できることが意外とたくさん盛り込まれています。僕が子供の頃から読んでいる漫画の中にも「呼吸」や「気」のイメージを掴みやすいものがけっこうあります。

そんな観点から漫画を読むのも面白いですよ。色々と学べます。

まあまだ僕の息子くらいの年齢だと呼吸よりも竹を咥えることの方に興味があるようですが。。

2020/11/26
実年齢と身体年齢  
突然ですが、歳を重ねる=身体が衰える、というイメージって持ってたりしませんか?

長く生きてくうちに体力も落ちていく。これは一部正解であるかもしれませんが、年齢と体力は反比例するわけではありません。

身体年齢はいつでも上げられるのです。

身体年齢と言ってもどこに焦点を当てるかでその意味合いは変わってくるでしょうが、ここでは単純に「動ける身体」かどうかという話をします。

「動ける身体」とは例えば、
・長く歩ける
・速く走れる
・長く仕事に集中できる
・重いものを持てる
などになります。

歳を取ると身体は衰える、というのは間違いではないのかもしれませんが、歳をとっても「動ける身体」は作れます。

35歳の時より45歳になってからの方が断然動けて健康的、という人はたくさんいます。なぜか?

それは生活習慣を変えたからです。

同じ生活をずっとしていたら年齢と共に体力は衰えるでしょう。でもほとんど人が身体をフルに使って生活をしていません。いくらでも自分の体力、気力を上げる余地があるのです。

伸び代があるということですね。

トップアスリートのように身体を限界まで鍛え抜いていました、なんて人はほぼいないので、ほぼ全ての人に身体機能を改善する余地があるのです。

いくらでも変わっていけるので、例えば呼吸を変えただけで視力が良くなったり、血行がよくなったり、ストレスに強くなったり。アーサナを少し練習しただけで重いものが持てるようになったり、疲れなくなったり。色んなことが心身に起こります。

不完全だからちょっと行動するだけで色々起こる。楽しくないですか?

2020/11/14
催眠×解除  
東大生活物語では先週と昨日と2週に渡って大学一年時の催眠術体験について書きました。そこで一つ言い忘れていたことがあるので今日は補足です。

催眠術をかけられた僕たちの多くが持った疑問の一つが、

催眠は解かれなければずっと続くのか?という疑問。

心理学の授業に来た催眠術師(催眠の研究家)は学生にかけた催眠術を一回一回合図を使って解いていました。

催眠にかかってイスから立ち上がれなくなっていた学生は解かれた瞬間から立てるようになり、「10-6」ができなくなっていた学生は再び「4」という概念を思い出したようでした。

しかし、もし催眠術師が催眠を解かなかったら?ずっと金縛り状態のままイスから立ち上がれず、小学校の算数問題もできないまま生きていくのでしょうか?

答えはNO。

実は人からかけられた催眠は基本的に時間が経てば解けるそうです。

 

人によって催眠のかかり方は全然違うのでみんなが同じ時間で解けるわけではありませんが、少なくとも授業が終わって講堂から出て行く頃にはほぼ全員が解けているてあろうと言っていました。

 

しかし稀に催眠状態が長続きしてしまう人がいるので催眠術師はかけた催眠をしっかり解くのがマナーだそうです。


なるほど、僕がYouTubeで見つけた催眠動画も催眠を解くところまで動画になっていましたが、もし催眠を解かれなかったとしても10分もすればおそらく瞼が開くようになっていたのでしょう。

結局は自分の脳が自ら起こしていることなので、その行動が自らに必要のないことだとわかれば自然に解除するのです。目が開かないと生活しづらいですからね。

人間の脳の可能性が垣間見えるような奥の深い世界でした。

2020/10/24
息子の遺伝子判明  
1週間ほど前に長男のスポーツ遺伝子検査のことを書きましたが、なんともう昨日結果が届きました。(スポーツ遺伝子投函)2〜3週間で結果がわかると書いてあったのに1週間以内で結果が出ました。迅速で驚きです。

さて、長男(4歳)のスポーツ遺伝子はどんなものだったかというと、、

RX型(バランスタイプ)でした!!

まあやる前からXX型(持久力タイプ)ではないなと思ってはいたので、僕と同じRR型(瞬発力タイプ)かRX型(バランスタイプ)かどちらか気になっていたのですが、バランスの良い方でしたね。僕とは少し違いました。スポーツとしては瞬発力、持久力ともに要求されるようなものに向いているようです。トレーニング次第でどちらにもバランスよく伸びていけます。

なんの話をしているかわからない!という方のためにざっくり説明すると、この遺伝子(ACTN3遺伝子)は速筋(白筋:瞬発力の出る筋肉)と遅筋(赤筋:持久力のある筋肉)の発達の度合いに関する遺伝子です。遺伝子なので一生変わらないもの。

例えばRR型(瞬発力タイプ)の僕は短距離(50m)を泳ぐのは速いけど、距離が少しでも伸びる(100m〜200m)と途端に身体が動かなくなり記録が落ちます。瞬発力を要する一発のジャンプなどでは高く跳べますが、縄跳びを淡々と長時間跳び続けることができません。

もちろんジョギングをしたり持久力系のトレーニングを積めば僕の持久力は上がっていきますが、同じ持久力のトレーニングをした時にXX型(持久力タイプ)やRX型(バランスタイプ)の人に比べて効果が出づらいのです。その代わり重いウェイトを上げたりスプリントの練習においては他の2タイプよりトレーニング効果が出やすいのです。

長男の場合は中間のタイプなので瞬発力系のトレーニングでも持久力系のトレーニングでも程よく効果が出ます。やりたいこと次第でいろんなことがバランスよく出来るタイプ。

でももちろんこれは筋肉の質の話であってそれを動かす神経などはまた別問題です。何が向き不向きなどはこの1つの遺伝子だけで決まるほど単純ではありません。

ただ知っていると面白いし自分で身体を使いたい時のちょっとした指標になるものではあると思います。


さて、長男がRX型だったということで少し妻の遺伝子型が気になってきました。RXなのかな...?僕の腕を砕くほどのパンチ力があるのでXX型ではないと思うのですが。。

そのうち寝てる間に口腔粘膜細胞を取って検査に出してみようと思います。

2020/10/19
神経伝達物質  
今日も雨ですね。こんな天気だとなんだかやる気が起きなかったり、仕事が捗らなかったり。。そんな時もありますよね。

ところで「やる気」って心の問題なのでしょうか?たまにやる気が出てもなかなかそれが持続しない人というのは心が弱いのでしょうか?

そういうわけではないんですね。やる気が出る時には出る時の条件というものがあります。

つまり身体の問題と言っていいと思います。

行動を変化させるだけでやる気、そして集中力などもコントロールできるようになってきます。

ひとつのキーワードが神経伝達物質

神経伝達物質とはニューロン(神経細胞)から別のニューロンへと情報を伝えるために必要な物質です。ドーパミンノルアドレナリンセロトニンオキシトシンなど様々な種類があります。

神経伝達物質によって身体への作用は異なります。幸福感を生み出すものもあれば、不安ややる気を生み出すものもあります。この神経伝達物質の分泌される量や割合によって精神面も全く変わってきてしまうのです。

つまり身体や心にとって有益な物質を自ら分泌させる方法がわかれば、自分のやる気や感情をコントロールできるようになり、自分のやりたいことがスムーズにできるようになってきます。

明日から代表的な神経伝達物質をいくつか紹介していこうと思います。

やる気のない人はお楽しみに(笑)

今日の写真に特に意味はありません。
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