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RSYブログ

2020/06/22
先天の気、後天の気  
先日転んで頭を縫った次男ですが、今日は抜糸をしに再び病院に行きました。ケガした当日も「びょういんたのしい」などと言って平気な顔をしていましたが、今日の抜糸の際におでこにハサミをつきつけられてもニコニコしていました。肝が据わっていますね。

この辺りの落ち着きようは生まれつきのもの。精神面や肉体面の特徴はやはり先天的なものが一番大きいです。次男の落ち着きや人当たりの良さは羨ましいくらいのものがあります。

しかし先天的な要素が一番とはいえ後天的な要素ももちろん心身に大きな影響を及ぼします。もし元々肝が据わっていなくても肉体や精神の鍛錬、人生経験などによって身体のエネルギーの質は変わっていき何にでもドンと構えられるようになります。

僕もまだ何にでもというわけにはいきませんが、ヨガを始めたことでだいぶ腹のあたりが落ち着いてきたように思います。やはり心身の鍛錬は一生続けていくべきものですね。


来週から始まるスタジオレッスン楽しみにしています。オンラインに慣れてしまった分距離感がつかめなさそうですが^^;

写真は肉体の鍛錬の様子です(笑)

2020/06/11
ナイアシンフラッシュ  
突然ですが、ビタミンB群の中にナイアシン(ビタミンB3)というものがあります。おそらく名前は聞いたことのある栄養素だと思います。ナイアシンは身体の中で様々な代謝に関わる超重要なビタミンで不足すると多くの不調を招きます。興味のある方は調べていただければナイアシンが心身の健康にとっていかに重要かがわかると思いますが、今日はナイアシンを摂る際に起こる面白い現象についてのお話です。

もう何年も前にもなりますが、一時期僕はナイアシンを高容量で摂取していました。一日に1500〜3000mgで調整してたと思いますが、ビタミンB群のサプリに入っているナイアシンの量が10〜40mg程度ということを考えるとかなりの量ですね。細かい話は省きますが高容量で摂ることで身体への顕著な効果が出るのです。

ここ数年は普通のビタミンB群のサプリに入っている量しかナイアシンを摂っていなかったのですが、何日か前に久々に高容量のナイアシンを飲んでみました。500mgのカプセルを2つ、一回に1000mgです。飲んでから20〜30分くらいするとだんだんと身体に異変が起きてきました。

顔を始め全身の皮膚が真っ赤。

ナイアシンフラッシュです。

ナイアシンを一定量以上摂ると全身が火照って熱くなり肌が赤くなるのです。(ただ人によって反応はまちまちでたくさん飲んでもフラッシュが起きないこともあれば少ない量で起きることもあります。またナイアシンアミドやフラッシュフリーナイアシンではフラッシュは起こりません。)

それにしても真っ赤っか。グアムでひどい日焼けをした時のような赤さです。通常90分もすれば赤みが完全に治まるのですがなかなか治まらない。久々だと身体がびっくりして反応が強烈です。肌のピリピリ感もめちゃくちゃ強い。(ナイアシンフラッシュはヒスタミンに関係のある反応らしいです。)

困ったのはその後渋谷での水泳レッスンがあったこと。フラッシュがあっても大丈夫なように時間に余裕を持って飲んだのですが真っ赤なまま戻りません。電車に乗った時点で完全に酔っ払いの顔です。。

プールに着く頃にはだんだん落ち着いてきましたが、それでも通常に比べると腕や脚がかなり赤い。パーソナルレッスンを受ける方に、

「先生、だいぶ日焼けしましたね。」

と言われてしまいました。(確かに最近公園で日焼けはだいぶしたのですが。。)二本のレッスンが終わる頃にようやく元の水準くらいまで落ち着きました。

その後はやはり脚が軽くなったり肌の感じが変わったりナイアシン特有の調子の変化を感じることができました。でも最初は一気に1000mgではなくて500mgくらいから始めれば良かったのかなと思います。

みなさんもフラッシュにはご注意ください(笑)

2020/05/20
寝不足vs寝過ぎ  
当たり前のことですが睡眠は大事だと常々感じます。

最近はオンラインの準備や動画撮影などで寝不足の日が続き、日中にひどく眠気を感じたりエネルギーレベルが落ちたりすることが多々ありました。やはり十分な睡眠はとても大切だなと痛感します。

その一方で寝過ぎも相当エネルギーレベルを落とすなと感じます。特に二度寝はまずい。今日は朝早いヨガクラスもなかったのでついつい二度寝をして8時まで寝てしまったのですが、寝不足の時以上に身体が重いです。寝不足と違って昼寝で解決できないのも問題です。

寝過ぎがこれだけ身体に響いてしまうのは僕の体質に依るところが大きいと思います。もともと背中の筋肉が働きづらいんですね。長い時間寝過ぎて重力に対して身体後面の筋肉を働かせないとより身体が重くなってしまうのです。僕はかなり敏感な方ではあります。とはいえそんなに敏感ではない多くの人にとっても「寝過ぎ」は毒になると思います。

ただ身体の状態によって許容範囲は変わります。僕も身体に十分なエネルギーが溢れている時は多少睡眠が短くても長くても許容できます。逆に疲れなどが溜まってる時は短すぎても長すぎてもさらに疲れてしまうのです。個人差やその個人のその時の状態にかなり左右されますね。

「寝過ぎ」も「寝不足」も身体の質、生活の質を落としてしまうので、結局は「過不足のない睡眠」が一番良いということになります。朝日が入ってきて自然に起きるような、、と言いたいところですが生活に睡眠を合わせなくてはならない場面が多くアラームに頼ってしまうことの方が多いでしょう。なのでなんとなく自分にとって調子の良い睡眠時間を把握しておきたいものです。

3時間で十分な人もいれば9時間くらい寝ないと元気が出ない人もいます。僕は調子にもよりますが6時間半〜7時間半くらいかな、と思います。

みなさんは「過不足なく」眠れていますか?

2020/04/29
良い姿勢?  
今日、突如S君が電話してきて僕にこう言うのです。

S「俺わかってしまったよ。」

僕「何がわかったの?」

S「今日ヨガの練習を一通り終えて、その後にしばらくタダーサナで立ってみたんだ。そうすると身体の表の筋肉と裏の筋肉が僅かに揺れながら釣り合いを保っていることを感じられたんだ。」

僕「へえ、そうなんだ。」

S「つまりこれが『良い姿勢』ってことだ。人によって良い姿勢は違うけど、拮抗し合う筋肉で自然に釣り合いを取れてるのが『良い姿勢』なんだ。今日からこれを『良い姿勢』の定義とする。さすが師匠。前に言っていたのはこういうことだったのですね。ありがとうございます。」

僕「はあ、そうですか。」


※S君は実在の人物です。

2020/04/12
脱力で跳ね返る  
みなさんは最近どんなことを感じて過ごしていますか?

いきなり宗教っぽい入りになってしまいましたが、こんな状況になると心と身体の関係といったものがとてもよく感じられるようになります。

ここ何日かは「脱力」の大切さをとても強く感じています。ストレスのかかる状況では身体の不必要なところに力が入ってしまうのですね。特に肩には力が入りやすいと思います。気張り過ぎている人に「肩の力を抜いて」というのもとても的確な表現です。

ヨガも脱力がすごく重要で、身体から余計な力が抜けることで必要な部分に力がみなぎるようになり、無駄のない動きができるようになります。そしてこのことは心にも直結しています。すごく疲れて動く気力もない時でも肩の力を抜いてマットの上にただ立つと身体が自然動いてきます。重力に対して抵抗しないように必要最低限の力で立つのです。

こんな「脱力」の話をずいぶん前のブログに書いたのですが、数日前唐突にそのブログ記事のことをS君が僕に話してきました。書いたのは僕なんですけどね。逆輸入です。

なるほどな、と思いました。(書いたのは僕なんですけどね。)

最近僕もどうも肩に力が入り過ぎていたようです。大きなストレスに対して「頑張ろう!どうにかしよう!」と思うと余計に負の流れに飲み込まれてしまいます。なんだか疲れてしまうのです。自分に期待し過ぎずにうまく力が抜けると不思議と行動に必要なエネルギーが湧いて来ます。全てをやろう、急ごうとしてもダメ。当たり前ですが自分の目の前にあることだけを自分よりも大きくもなく小さくもなくやるだけなんでしょうね。

それを精神論だけではなく実際の身体の感覚を伴ってやってみるとわかりやすいのです。

いつもやっている「太陽礼拝」なんかも重力に対して力まずにやってみる。基本だらんとしていると寝不足の朝でもだんだんエネルギーが湧いて来ます。(ヨガとか武道に慣れている人じゃないと伝わらないかもしれませんね...^^;)

コロナの影響で生活が変わってしまった方、家にこもっているだけで現時点ではさほど生活に支障のない方、とにかく先行きが不安な方、それぞれの想いがあると思いますが、まずは身体の力を抜いてみるとシンプルに自分のフィールドで力を発揮できるようになるかもしれません。僕もその感覚を忘れないようにしたいものです。


ところで、明日の夜ヨガインストラクター向けのZoom活用法講座に滑り込みで参加できることになりました。(この講座自体がZoom使用(笑))カメラの設定やレッスンの工夫などオンラインレッスン開講に必要な知識をシェアしてもらえるそうです。今の僕に必要なものだと思います。偶然発見して定員ギリギリで滑り込めて良かったです。

脱力してるとチャンスも見つけやすいですね。

2020/02/26
筋肉、どこにある?  
最近はクラスの始めの方にどの筋肉がどこについていてどんな役割があるのかなどを解説することが多いです。身体には筋肉以外に骨や腱、靭帯などがありますが、自分の意思で動かせる筋肉について知ることは自分の身体を知る上で役に立つと思われます。

解剖図で筋肉を見てみると全身にはたくさんの筋肉があってとても複雑に感じるかもしれません。でも一つ一つに焦点を当てる働きは単純です。その筋肉がどこに始まってどこに終わるかがわかれば関節がどう動くかもわかってきます。

部分的な筋肉の動きがわかってくると統合された全体の動きも徐々に見えてきます。ヨガのアーサナがどのように行われ何が目的なのかもだんだん掴めます。ヨガの精神的な面にしか興味がないよ、という方も筋肉がわかるだけで深まる部分があると個人的には思います。

ヨガに筋肉の知識は必要不可欠、というわけではないですが、あるとプラスになるのではないでしょうか。これからもクラスではちょいちょい筋肉の働きを見ていこうと思います。


さて、一度は聞いたことがある上腕三頭筋、正確にはいったいどこにあるでしょう?

2020/02/12
フェティシズム  
今朝のクラスの最初にはウッティタ・トリコーナアーサナの練習を入れました。行う頻度の高いアーサナで、身体の使い方をちゃんと覚えれば腿裏(やや内側)の柔軟性や体幹の筋力を高められます。股関節から身体を動かす感覚をつかめるアーサナでもあります。

そんなトリコーナアーサナですが、行う人によっては注意するべき点がいくつかあります。特に前脚(上半身を倒した側の脚)の膝は基本はまっすぐに伸ばすのですが、足裏が柔らか過ぎる人や反張膝の人は少し膝を曲げてゆるめながらアーサナをとります。更なる膝の過伸展を防いで負担がかからないようにします。

そんな注意点などを今日のクラスでは説明していたわけなのですが、そんな中改めて気づくことがありました。それは、、

僕は反張膝が好き

反張膝とは膝が通常の状態でも過伸展していて膝が逆に折れ曲がっている状態のことです。ちょっとチーターの後ろ脚みたいな感じです。(チーターの逆に曲がっている所は膝ではなくて足首に当たる部分だと思いますが。。)そんな反張膝が好きなのです。

実は競泳選手にはけっこう反張膝の人がいて、あの北島康介選手もその一人です。僕が反張膝好きな背景にはそんなところもあるかもしれません。プールでも反張膝の人がいると男女問わず目がその膝に行ってしまいます。完全に変な人ですね。なるべく長時間見ないように努力しています。

バレエをやっている人にも反張膝は多いようです。むしろきれいに脚を見せるため反張膝になるようにトレーニングをします。でも行き過ぎる反張膝は膝周りに負担をかけてしまいます。アスリートも大変ですね。

みなさんの膝はどんな感じでしょうか?身体の特徴によってアーサナの注意点も変わります。一度自分の身体を各部位を観察してみてもいいかもしれません。

そしてみなさんは身体のどの部分がお好きでしょうか?(笑)

2020/02/07
体組成  
僕は週一回木曜日に稲城市立病院の横のオーエンス健康プラザで水泳のグループレッスンをしています。先週から1ヶ月ほどそこのプールが休止期間に入り水泳レッスンができないので代わりに期間限定でヨガのレッスンを行っています。昨日もそこのヨガレッスンが終わりスタジオを出てトレーニングジム内をフラフラ歩いて更衣室に向かおうとしていると、目に付くものが、、

体組成測定器…だったっけ…⁇

正確に名前はわかりませんが、ともかく体のデータを測れる体重計みたいなものがありました。オーエンスではもう何年も水泳のレッスンをしていますがジムに行くことはほとんどなく、その測定器を使ったことは今まで一度もありませんでした。

心に引っかかった時が良い機会。早速知り合いのスタッフに声をかけ測定してもらうことにしました。

…で出たのが写真の結果。。

なんと筋肉量の評価が0点!!(-4〜+4中)

The 標準!!

測る前は筋肉量+3とか+4とかを想像して、ブログにどう書こうかな〜なんて考えたりしていたのですが、なんとも言えない結果になってしまいました。「筋肉量がマイナス評価の人もかなりいますから…」なんてスタッフの人にも励まされました(笑)

考えてみればヨガで使う筋肉は遅筋の割合がけっこう高いので筋肉の太さがすごく増える訳ではないんですよね。ウエイトトレーニング8RMくらいでバリバリ筋肥大させてる方は+3とか+4の評価になるみたいです。

あと面白かったのが体脂肪率が10%しかなかったこと。ヨガを始める前は13〜14%あったはずですが、しばらく測ってない内にだいぶ落ちたようです。ただヨガを始めてから体重自体が増えたことを考えると、筋肉量が増えて体脂肪がかなり減った感じですね。体組成としては相当変わったようでした。

普段こういった数値はどうでもいいと思っていますがたまに測ってみると発見もあり面白いですね^ ^

2020/02/06
力を抜く  
体の力を抜いてみると色々な発見があります。例えば歩いている時に肩の力を一段階も二段階も抜いてみる。そうするだけで歩いている時の感覚が変わります。そして更に足を蹴り出す時にふくらはぎの力を抜いてみる。そうするとまた変化があります。こんな感じで各部位の力を抜いていきます。全身の力を抜いて千鳥足みたいにフラフラ動いてみるのもいいかもしれません。(急にやると周りの人には心配されますが…)

力を抜くことで得られる感覚には個人差がかなりあると思いますが、僕の場合次のような感じになります。

・重力を素直に感じられる。

・重力に対して逆らわずに力を抜けるところまで抜いてみると、ある時点で自然に筋肉が重力に対して釣り合いを保とうとするのがわかる。

・四肢の力を抜くと背骨の存在が感じられる。

・背骨が重力に対して常に細かく動いているのがわかる。

・太腿やふくらはぎなど余計な力が取れると足裏が地面に対して吸い付きながら反発するような感覚を得られる。

などなど。感覚を言葉で表現するのは難しいのでわかりづらいかもしれませんが、力を抜くことで気づくことはたくさんあります。歩いている時、立っている時、寝ている時、アーサナをとっている時、スマホで文章を打っている時、お尻で割り箸を折ろうとしている時、などいつでも自分の体の感覚の変化をとらえることができます。アナ骨のつらいアーサナでさえも最小限の力でキープしようとしてみると重力に対して自然に体が伸びる形になります。

そんな感じで24時間重力に対する筋肉や腱などの微細な弾力性を感じていくといつの間にか心地の良い体になってきます。

急に24時間、全身とはいかなくても良いのでまずは今肩の力を抜いてみましょう。力を抜いてみると今この瞬間まで肩の力が入っていたことに気づくかもしれませんよ。

2020/02/01
免疫力  
怖いですね、新型コロナウイルス。人は未知のもの、目に見えないものに恐怖を抱きます。今回のウイルスは未知の部分が多いし目にも見えないのでなおさら恐怖の対象になります。

僕も渋谷方面をうろちょろしてることが多いので気をつけなければなりません。電車や人混みではマスクを着用しています。先日聞いた話では稲城でもマスクが売り切れ状態だそうです。

マスクや手洗いはもちろんのこと、それぞれができる対策としては免疫力を高く保っておくこと。即座に外敵を認識して対処できる能力です。免疫力を高めるには体を適度に動かして血行をよくしたり体温を高めること。腸の機能を上げることもいいと思います。その他に上咽頭の機能を高めておくことも重要なようです。風邪を引きやすい方は「慢性上咽頭炎」を調べてみてください。

例えば同じ空間にいて同じようにインフルエンザウイルスを鼻や喉の粘膜に取り込んでしまっても、発症する人としない人、重症化する人と軽く済む人にわかれます。新型のウイルスだって一緒で発症しない人もたくさんいるのです。


…僕は最近睡眠不足で免疫力がやや下がってる感じがあります。子供達の足もとの方で布団を横切るように横になって寝れば朝まで蹴られずに眠れることが昨日わかったので、今晩からはその方法で眠ろうと思います。
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