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RSYブログ

2019/05/28
感情の波や情動といったものは誰にでもあります。そういった心の変化というのはある種身体的な反応と同じだと言えるかもしれません。暑ければ汗をかき、寒ければ鳥肌が立つ。

同じストレスを受けても感情の変化が少ない人もいれば、ちょっとしたことで怒りを爆発させてしまう人もいます。その違いは寒さに強い弱いがあるように様々な要因があるでしょう。遺伝的要因、栄養状態、神経伝達物質の分泌バランス、血流の状態など。

感情の起伏が激しい人でもどん底の時の最悪の感情は永遠には続きません。全身の細胞の状態が一瞬一瞬で常に変化しているのと同じで今ある情動は必ず過ぎ去ります。

今の感情だけが自分のすべてではない、そのことを知っているだけで救われることもあります。一瞬間を置いて、一度目を閉じて、一回深呼吸するだけで最悪の日の最悪の感情も切り抜けられることもあります。

もちろん根本的な解決には時間をかけなければならないことの方が多いです。感情に流されない心身をつくるために、人によっては薬や酒を断ったり、今の環境から抜け出したり、身体を鍛えたり。長期的な努力が必要となります。

それでもまずは知っているだけでその一瞬を防げることはあるのです。

子供を持つ親としても今朝の登戸の事件はただただ悲しいです。

2019/05/25
ブランケット  
今日からスタジオレッスンにブランケットを導入しました。

使い方はヨガのアーサナの補助道具として使ったりもすると思いますが、それよりなによりも、

シャヴァーサナの時に体にかけること。

たぶん寝てしまいますね。

最近は暑い日が続くようになり、RSYのレッスン中も冷房をつけるようになりました。動いている時は空調が効いてても汗をかくくらい暑いのですが、最後のシャヴァーサナで仰向けになる時は肌寒さを感じることもあると思います。その都度空調は調整してはいたのですが、なかなか温度調整は難しくどうしたものかと思っていました。

そんななか先月自分で受けに行ったスタジオレッスンでは最後のシャヴァーサナの時にブランケットを配ってもらえました。空調の効いているスタジオ内ではブランケットをかけるとちょうど良い温かさでとても気持ちがよく、シャヴァーサナの質も上がったように思います。

これはRSYにも取り入れなければと今回の導入に至りました。骨格標本もそうですが、必要不可欠ではないもののあるとプラスになるものもだんだんと揃えていきたいと思います。

早速今日のアナトミック骨盤ヨガのシャヴァーサナで使っていきました。眠っている方もけっこういたようです。あれだけ身体を動かした後ですから当然ですね。

他のレッスンでもどんどん使っていこうと思います。

2019/05/24
好みと半強制  
今日は早速朝早起きをして自分のトレーニングとしてのアシュタンガヨガを行いました。

久々の通しで一時間以上の流れを行うと色々なことに気づきます。自分の好きなものだけを練習するのとはまた違った気づき。自分の身体の特徴や状態や課題、様々なことが見えてきます。やはり自分の考えや好みをある程度手放した状態で淡々と何かをこなすというのもいいことだと思いました。

そこで思い出したのが4年前に大学に入った時の感覚。東京大学では入学の時点では学部は決まっておらず、1〜2年生は全員「教養学部」に所属します。教養学部は広く様々なことを学ぶ場所であるので、自分の興味のない授業にもでなくてはならないこともあります。僕は割とそのシステムが好きで、自分の興味が全く向かないような分野(例えば法学や経済学)でも実際に触れてみると意外とおもしろかったり、自分の思考を広げるために役立ったりしました。日常生活において自分からは絶対に選ばなかったであろう物事に半強制的に向き合わされるというのも悪くないと思います。自分の好きなこと、やりたいことが決まっている場合でも「知識や経験の背景」の厚みを増すためにそんなことがあってもいいと思います。

休学中の今の僕にとって、特に今の身体面にとってのそれがアシュタンガヨガ。

RSYに来られる方にとってのそれはスタジオレッスンなのかもしれません。自分では絶対に家ではやらないこと。身体を動かすことは時に大変だけど、半ば強制的にスタジオで動くことで気づくことや楽しいと感じることもあると思います。

自分の意志で選んだ好きなことだけをして生きていきたいという想いがある反面、それだけじゃ足りないのかなという想いもあります。

もちろんこの辺りの感覚は人生の段階によっても変わっていきそうです。バランスが大事だとも思います。

何はともあれ朝から身体を動かしたのでぐっすりと眠れそうです。

みなさんもゆっくりお休みください。

2019/05/23
習慣化  
唐突な話ですが、自分の現状を打破したいという思いをお持ちの方も少なくないと思います。僕のヨガクラスに来られる方にとっても現状の打破が一つの大きなテーマだったりします。

僕も身体面、精神面において自分の現状を打ち破りたいと常々思っています。しかし何かを変えたいと思っても、その思いだけで願いが叶うことはほとんどないと思います。何かしらの実行が伴うものが多いのではないでしょうか。

しかもその実行は単発ではなく継続されることで力となり新たなステージへと移っていきます。つまり良い方向へ自分を向かわせる物事を「習慣化」することが大切となります。

僕にとって自分の状態を上げるのに適しているなと感じるものは「アシュタンガヨガ」です。アシュタンガヨガというのは、行うアーサナの種類や順番も決まっている「動く瞑想」とも言われるヨガの流派なのですが、内容の説明はともかく心身に対する効果のあるヨガの一つです。

1時間程で一連の流れが全て終わるヨガで、朝に行うと調子がぐんと上がって一日中エネルギッシュに過ごせるので、少し前までは毎日のように行っていました。そのおかげで体つきが変わったり行動力が上がったりしていたのですが、ここ2ヶ月くらいはアシュタンガヨガをちゃんと実践することがなくなってしまっていました。

家族の生活リズムの変化などでなんとなく時間をとらなくなってしまい、自分のやりたいアーサナの練習だけを行っていたのですが、なんだかしっくりきません。自分の好み云々は置いておき淡々と身体を動かせるような良い意味でのルーティンが必要なのかもしれません。

ということで改めて今日決意します。

明日から毎朝のアシュタンガヨガを習慣化すること。

何かを習慣化するにはそれを自然に行うためにはどうしたらいいかを考えなくてはなりません。僕の場合は息子たちが起きる前にどうやって早起きするかをこれから考えます。アシュタンガ以前に早起きの習慣化ですね。

勝手な決意表明で申し訳ないですが、インストラクターとして継続の大切さを訴える上でも、自分でしっかりと自分にとって良いと思うものの継続ができているかどうかで説得力も変わってくると思います。

もっともこういった場所での宣言により自分を律して習慣化を定着させたいという下心もありますが…

とりあえず1ヶ月ほど続けた後に心身の変化や習慣化について気づいたことなどがあれば報告しようと思います。

今回の写真はアシュタンガヨガにも登場するティティバーサナ(蛍のポーズ)です。先日紹介したバカアーサナを応用してできるアームバランスの一種ですのでご参考までに。

2019/05/22
十人十色  
今日の朝のRoot Yoga Move~下半身をつくる動のヨガ~にも体験の方2名の参加がありました。だんだんと参加人数も増えてきて20代〜80代までと年齢層の幅も広いクラスとなってきました。スタジオの雰囲気もなんだか面白い感じです。

ほとんどの方がヨガ未経験からのスタートというのは同じなのですが、当然それぞれの方の持っている背景は全く異なります。年齢、性別、運動経験もそれぞれ違うし、ヨガに来る目的も健康のため、美容のため、仕事のため、なんとなく、など様々です。

そんな人達が同じ内容のレッスンを受けます。

ここで受け取る効果、自身への吸収の仕方は十人十色です。それぞれが持っている背景が違いますから。それでいいと思います。

もちろん優先すべき点は優先して意識しながら行っていきたいところです。でもそれ以外の点は自分自身で判断して取り入れるところは取り入れ手放すところは手放してもらう。体力的にきつければ自分の判断で休んでみたり、ここだけはゆずれないというところは自分の力以上に頑張ってみたり。

そうこうして続けているうちにいつのまにか身体や心は変わっていたりします。そして周りの人と時間と空間を共有するのも楽しく感じたりします。

こういう感じでRSYを続けていきたいと思いました。

写真はヴィパリータ・ヴィーラバトラアーサナ。話の内容には全く関係ないですが、水曜日朝夜のクラスに登場するアーサナですので参考までに。

2019/05/20
リボンちゃん  
1週間ほど前にスタジオに導入した骨格標本、存在感があるので名前をつけなくてはと、名前を募集していました。

ありがたいことに何人かの方から色々な名前の提案があり、その中で一番シンプルでわかりやすかった「骨っちゃん」という名前が最有力候補だったのですが、先日アナトミック骨盤ヨガが終わった後に新たな提案がありました。

考えてくれたのは水曜や土曜の朝のレッスンに参加してくれている若い男性。

名前はタイトルにあるように、

リボンちゃん

最初はえっっ...と思いましたが、名前の由来を聞いてみると、

・教室の名前にもある"rainbow"と"ribbon"が似ている。
・「リボン」に「ボーン(骨)」”bone"をかけている。
・「リボン」に「リボーン」"reborn"(「生まれ変わった」という意味の形容詞)をかけてRSYの「下半身が生まれ変わる」というテーマを意識。
・レッスン中に身体の説明をする時、骨格標本の周りに人が集まり人と人とをリボンのように結んでいく。また骨格標本を通して知識と実践を結ぶ。
・骨盤がリボンを結んだ形に似ている。

などだそうです。

なかなか考えられている名前にだんだんいいなという気がしてきました。ですので骨格標本の名前は「リボンちゃん」に決定しようと思います。他のたくさんの名前を考えていただいた方々もありがとうございました。

「百聞は一見に如かず」という言葉もあるように、聞いているだけでなく見ることで理解がグッと深まることがあります。骨格を見ることで自分の身体を「診る」力はついていくように思います。

リボンちゃんを活躍させていこうと思います。

2019/05/12
ずっと導入したかった骨格標本がついに届きました。ありがたいことにスタジオに置かせてもらえることになったので今日HIP JOY YOGAのレッスン前に組み立てました。本当は標本の写真をここでアップしようと思っていたのですが撮り忘れてしまいました...

ヨガは骨や筋肉の構造を知らなくてももちろんできます。深部感覚が鋭い人は自分の中の感覚を探るだけでアーサナも深まります。しかし多くの場合、身体の構造を少しでも知っていた方が自分を知ることにもつながりヨガも深まっていくように思います。

その一つの手段が解剖学。そして骨格標本はそれを知るための一つのツールです。

今まであまり知らなかった自分の中の構造を実際に見て触れることにより、身体の動かし方の意識が変わることもあります。

今日も身体を動かす前にお尻の筋肉などの位置を骨格標本で見ていきました。

そしてレッスン最後のシャヴァーサナの時、ふっと横を見てみると....暗闇の中に立つ白い影...!!

骨格標本を横に置いたままだったことを忘れていました^^; 心臓が止まるところでした。

そして骨格標本の名前を募集しています。何か良い案がありましたらぜひ教えてくださいね。


2019/05/11
今朝は2回目のアナトミック骨盤ヨガでした。朝早くからのご参加ありがとうございました。今回もほとんどの方がアナ骨初体験でした。(2回目なので当然ですが。。)みなさん最後まで自分の身体をしっかり使えていたように思います。

さて、人が何かを新しく始める時は、勇気やエネルギーが必要だったりします。一歩踏み出せることでその事柄は当たり前に定着してくるのですが、発進する時の力は自分で生み出さなければなりません。

何かを始めるか、始めないかを考える時に「いつ」始めるかどうかというのが1つの大事なポイントになってくると思います。「今」なのか「1ヶ月後」なのか「いつか」なのか。何かを始めたいエネルギーがわいてきて「今」始めたり、「1ヶ月後」に始める計画を立ててみたり。すっと自然に始められる物事の場合はあまり考える必要はないと思います。流れに身を任せればうまくいく。

自分にとって少しハードルが高い物事の場合、人は迷います。

自分の立ち位置を考えてみます。自分の心と身体の状態をとらえます。時間が解決することとしないことを区別します。例えば今自分が(身体に関しても心に関しても)風邪を引いていたり怪我をしている状態であれば「待つ」ことで自分の状態が回復します。回復した後に自然なエネルギーが湧いてくるかもしれません。

しかし風邪やケガのような状態でもそれが自分の一部として根づいてしまっている場合、時間をかけて待っていても自分の状態は回復しません。むしろ肉体的には日々年をとっていくので動き出す力はだんだんと落ちて行きます。当たり前ですが「今」が1番若いのですね。目の前のハードルが高くても「今」が一番飛びやすい時期。

何かを始める時、この自分の立ち位置をとらえてスタートのタイミングをはかります。自然に身を任せるのか、少し無理をしてでもスタートを切るのか。その後流れに乗れるかどうかは実際に試してみないとわからないところでもあります。

まずは自分を客観的に見直してみる。単純なことですが、何かに迷った時の1つの有効な手段だと思います。

2019/05/09
Root Yoga Fixのテーマにもなっている「地に足をつける」という言葉、なんだかイメージが難しいかもしれません。

「地に足」という表現は精神的な側面を表すことが多く、「地に足がついている」というのは考えがしっかりと安定していて物事を冷静に進められるような状態を示します。自分の力を把握して物事を客観的に見られるような力ですね。対して「地に足がついていない」状態は、文字通りどこか浮き足立っている、なんとなくふわふわしていて自分自身を把握できていない状態というところでしょうか。

この「地に足」という人の精神状態や生き方を表すような言葉、人の肉体面にもそのままリンクしているようにも思います。とはいっても実際「地に足がついていない」人の足が空中浮遊のようにふわふわ浮いているわけではないのですが、足裏が地面につく感覚などは人によってだいぶ違うはずです。

ここからは自分の経験に基づく感覚の話なのでほんの少しの参考までに。

ヨガを始めてから、足裏が地面につく感覚がかなり変化してきました。表現するのは難しいのですが、足裏が地面に吸い付くような感覚です。しっかりと地面に立っているという感覚。しかしおもしろいのは扁平足気味だった足裏にアーチができてきたので、実際に地面に触れる足裏の面積は減少しているのです。にもかかわらずちゃんと足が地面を押している。そしてしっかり押しているのに足裏や脚全体は軽く感じます。階段をのぼる時も足裏が強く地面をとらえられるのに脚は軽くエネルギッシュ。感覚の話なのでわかりづらいかもしれませんが自分としては嬉しい変化です。

「地に足がつく」感覚が一番わかりやすいアーサナはおそらくタダーサナ(山のポーズ)だと思います。一見ただ立っているだけに見えるヨガの基本アーサナです。ヨガを続けているとこのタダーサナの足裏の感覚が一番変わっていくと思います。

そして実際に「地に足がつく」感覚がついてくると精神面でも「地に足がついてくる」ように思います。タダーサナの感覚が良い時は頭の中も落ち着いていて自己分析も冷静にできます。その状態が定着すれば日常的に「地に足がついた」生き方ができるのではないでしょうか。

もちろん「地に足がついていない」状態を楽しむという選択肢もあります。その辺は自分のチョイスだと思います。

でもヨガをやっていてもいなくても「地に足」の感覚を感じることはおもしろいと思いますよ。

2019/05/05
突然ですが僕の兄はデザインの仕事をしています。本を作ったり作品を出したり、詳しくはわからないですが芸術関係の仕事に長年携わっています。昨日ちょうど用があったのでそんな兄の家に行ってきました。現在の兄の家に行くのは初めてだったし、そうしょっちゅう訪ねることもないので、今制作中のRSYの宣伝チラシ(5月中旬配布予定)のアドバイスをもらおうと思い自分のパソコンを持参して行きました。

このチラシは僕が自分で作業をしてほとんど完成の段階まで来ていました。兄には最終的な配色や全体の印象に対してのアドバイスを頼んだのでした。結果的に配色をだいぶ変え、短時間だったにもかかわらず全体の印象がすごくすっきりして見やすいチラシになりました。

ここで思うのは「やっぱり物事はその道の専門家に頼むのが一番」だということ。デザインについて素人である僕が悩んで考えても長年それに関わっている兄のようなアイデアは浮かんでこないのです。専門家の知識と経験の蓄積があって初めて洗練された選択ができるのです。

そしてそれと同時にもう一つ思うこと、今回はこちらがメインのテーマになるのですが、それは「最初から全てを専門家に頼らなくてよかった」ということです。

伝えたいのは「最初はなんでも自分で努力してみるという美徳」ではなく、「ある一つの知識の背景」といったものについてです。

今回のケースで言えば、まず僕はあまりパソコンの操作に慣れていません。ですのでチラシを作る際にもパソコン操作だけで時間がかかってしまいます。またデザインに関しても知識が無いので写真や文章の位置、配色を考えるだけでも手が止まってしまいさらに時間がかかってしまいます。

ただ作業を続けていると、わからないことが多い分、新しく吸収できることも多いのです。そして新しく知ったことが最善の方法でなくても、それは新たな知識の土台になります。

そう、チラシ制作前よりも知識と経験の土台がある状態で兄にアドバイスを求める。すると返ってきた答えが自分の知識と経験の土台のある部分に収まる感覚があるのです。ただ答えや方法論を鵜呑みにするのではなく、自分なりに消化するという感じです。最初からアドバイスを求めるのとはまた違う結果になったと思うのです。

経験上の話ですが、簡単に得たものはすぐに忘れてしまう気がします。例えば学生時代の数学でも、問題がわからなくてすぐに解答を見てしまった場合、次に同じような問題が出てきても考え方がわからず答えられない。答えがわからずとも自分なりに考え方を模索してから解答を見た場合には、模範解答を見て「ああ、こういう考え方もあるのか。」と自分の考えと比較して新たな手段を受け入れられる。そんな違いがあるように思います。

もちろん人生の時間は限られるし優先すべきもの以外はプロに丸投げするというのは賢い選択肢です。ただ取り組む物事が自分の本当に学びたいことであったり、優先すべきものだった場合には少し遠回りしてでも自分で考え、試行錯誤する時間が大切なように思います。その「余計な手間」をかけている間にその物事に関する知識と経験の土台が広く固まってくるように思います。もし的外れな考察をしてしまっても、その的外れが後々思いもよらない場面で生きてくることが多々あります。もしくは直接生きてはこなくても思考の幅が広がります。

自分で考えるよりも専門家の答えを先に聞くという方法もあります。もちろん僕も様々な場面でこの方法を選びます。ただ知っておきたいのはその専門家の一言の的確な答えの背景には膨大な量の知識や経験があるということ。その背景を知らずとも「この一つの答えの裏には自分の知らないことがたくさんあるんだろうなあ。」と想像するだけでも、未来におけるその答えの生かされ方が変わってくるのではないかと思います。

ヨガでもその他のことでもこの「背景」への想像力や洞察、「幅を持たせた可能性」の追求が大切になってくるのではないかと思います。

兄のことから始まり、少し話が大きくなった気がしますが....GWもあと一日、楽しんでお過ごし下さい。

2019/05/01
 
5月に新しく始まるレッスンのうち"Root Yoga Move" "Root Yoga Core" "Root Yoga Fix"の3つのレッスンには全て"Root"という言葉が含まれています。

"Root"には木や植物の「根っこ」の意味があります。RSYの大きなテーマである下半身を「根っこ」に見立てて"Root"という言葉を使っています。植物は根っこがしっかりしていることで大地から水分や栄養を吸って育っていきます。人間も植物と一緒で地につく脚の部分がしっかりしていることで肉体的、精神的な安定が得られます。RSYではそういった部分を大切に考えているので"Root Yoga"という名前でヨガを行っています。

ところでこの"Root"、複数形で"Roots"となると「ルーツ、起源、心のふるさと」といった意味を持ちます。僕はこの"Roots"という言葉を「本来の自分」と解釈します。そしてRainbow Season Yogaの頭文字をとったRSYですが、その文字の中には隠されたテーマがあります。

R=Roots
S=Shine
Y=You

"Roots Shine You"「本来の自分はあなたを輝かせる」

少し不自然な文言ではありますが、僕は人は本来的に輝いているのが自然だと思うのです。単純に楽しく生きていける。ただ生きていくうちについてくる様々な身体的、精神的、環境的な枷がその人の動きを妨げてしまう。(腰が痛かったり、自信がもてなくなったり、場所に縛られたり...)そしてそれが自分の中で当たり前になってしまいます。その枷がだんだんと外れるようになり「本来の自分」に戻ってくると身体、心が軽くなり輝きが増していく。"Roots Shine You"はそんなイメージです。

現状を打破していくことと本来の場所へ還ることは全然違うことのようで共通する部分があるように思います。

ともかく、身体を存分に使っていきましょう。

RSY~Rainbow Season Yoga~

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